猫が傷口を舐めてしまう時の対処法は?原因と簡単な方法は?

猫 舐める 成猫
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猫が手術や怪我をしてその部分をペロペロ舐めている、これはもちろん猫にとっては良いことではありません。傷口が化膿してしまったり、今よりももっと症状が悪化してしまう場合があります。
動物は傷口を自分で舐めてしまうのは本能で傷を治そうとしているとは言いますが、これは100%正しいとは言い切れません。大型動物の場合はそうしていくしかないのでしょうが、猫の場合はちょっと違います。縫合をしたならばその部分を舐めていると猫のざらざらしている舌で糸が取れてしまう場合もあります。
では飼い主として出来ることは何でしょうか。
今日は猫が傷口を舐めてしまう時の対処法や原因、簡単な方法を書いていきたいと思います。

成猫に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?

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猫が傷口を舐めてしまう時の対処法は?

一番簡単で一般的な対処法はエリザベスカラーを使用することです。首にエリマキトカゲみたいな物?パラボラアンテナみたいなもの?を付けている犬や猫を見たことがあると思います。エリザベスカラーを付けることにより、患部を直接舐められないようにするのです。
しかし、エリザベスカラーは猫のストレスを溜めてしまうことになりますので、猫に合った素材の物や大きさの物を選んであげることが大切です。また猫は体が柔らかいので、エリザベスカラーを取ろうと頑張ったら取れてしまう可能性もあります。その場合はガムテープなどでしっかり補強してあげましょう。化膿であればご飯の時間は外してあげた方が食事に対するストレスは軽減出来ると思います。
エリザベスカラーがどうしても慣れない場合、患部を覆える服や術後着(今ではネットにたくさんありますし、手作りでも出来ます)を着せてあげるのも良いかもしれません。この場合は長い間服を着せっぱなしにしているとグルーミングが出来なくなってしまうので人の目のある時間帯は少し外してあげると良いと思います。

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猫が傷口を舐める理由

動物が傷を舐めるのは本能なので仕方の無いことです。唾液には傷を早く治す成分が含まれているという研究結果もあります。一見猫の自然治癒の行為のようですが、猫の場合は傷を舐めさせない方が早く治るのだとか。
患部が出血している場合は「血のにおい」にそそられて舐めてしまう場合もあります。それは猫は肉食動物であり、本能で血のにおいに反応してしまうのです。
その他、「気になるから」舐める事も多いようです。

猫が傷口を舐めないようにする方法は?

先ほども書いたように、一番ポピュラーな方法はエリザベスカラーや服を着せてあげることです。しかし、そのことにより余計ストレスを感じてしまう事が多いのです。大抵の猫はエリザベスカラーが嫌いです。その「嫌い」のなかでも「まだ許せる」と思ってもらえる部分を増やしていきましょう。素材に関して言えば、堅いエリザベスカラーよりは柔らかい布などで出来た物の方が好きでしょうし、重いものよりは軽い物の方が好きだと思います。
猫にとって「舐められない」事もストレスになっているでしょうし、エリザベスカラーや服などでストレスが増すことがほとんどです。なるべく付け心地の良い物をえらんであげましょう。
またしっかり観察して舐めそうになったら声をかけたり、おもちゃを出すなどして傷口から意識を遠ざけるようにしてあげてください。

さいごに

動物は傷を舐めて治すというから、といってそのままにしておくと患部が悪化してしまいます。エリザベスカラーは嫌がるから、服も嫌がるから、といって取ってしまわないようにしましょう。傷が治るまでの我慢ですが長期にわたる場合もあると思います。色々な方法を試してみて、一番ストレスを感じにくい方法を選んであげてください。早く元気な姿になって欲しいですよね。かわいそうだなと思うかもしれませんが、舐めないことも治療のひとつです。猫と一緒に飼い主さんも頑張りましょう!

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