猫が血便や水をよく飲む病気は?原因やケア方法はどうする?

成猫
スポンサーリンク

猫はかわいいしくさで、
いつも私たちの疲れた心を癒してくれますよね。

でも、猫は言葉をしゃべることはできません。
だから、身体の具合が悪い時に私たちにうまく伝えることもできません。
人間だったら、「お腹が痛い」とか「頭が痛い」と言えるけど、
猫の体調の変化には、私たち人間が気づいてあげなければいけません。

気を付けたほうがよい猫の体調の変化として、
今回は血便と水をよく飲む場合についてご紹介します。

大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

猫が血便や水をよく飲む病気

便は健康のバロメーターのひとつです。
毎日、猫のトイレの掃除のときに、
便の様子を観察して、
健康状態を把握してあげることはとても大切です。

でも、ある日突然、愛猫のうんちに血が混ざっていたら!
びっくりしますよね。

でも落ち着いて。
猫はとってもストレスに弱いので、ちょっとしたストレスでも
血便をしてしまうこともあるのです。
ぐったりしていないか、嘔吐していないかなど
全体の様子もみてあげてください。

血便といっても、真っ黒い便「タール便」のようなものもあるので
見落とさないように気を付けてあげてください。
これは、胃や小腸など消化器の手前で出血している場合です。
大腸や直腸に近い場所から出血している場合は、
赤い鮮血のまま排泄されます。
切れ痔のような場合も、便に鮮血が付いたような状態になります。

様子が明らかにおかしいような場合は、
すぐに病院へ連れて行ってください。

また、猫は本来あまり水を飲まなくても大丈夫な動物です。
明らかに水をよく飲む、水を飲む量が増えた場合も
注意が必要です。
あまり水を飲まないといっても、適度な水は必要です。
一日に飲む水の量は、体重1kgあたり40?程度を
目安にしてあげてください。
腎臓の働きが弱くなった時や、糖尿病、下痢や、熱射病、
ホルモンの病気でも水を多く飲むことがあります。
特に、下痢を伴う場合は消化器官の病気も考えられるので
早めに病院を受診してくださいね。

猫が血便になってしまう原因

猫が血便なってしまう原因としては、ストレス、
胃腸炎(嘔吐や下痢、血便を伴います)、
ウイルス感染症(放し飼いや多頭飼いのような猫の集団で感染します)、
寄生虫(感染した動物の肉を生で食べた場合)、
切れ痔などの肛門の炎症などがあげられます。

まずは、ストレスがかかっていないかチェックしてあげてみてください。
猫は、引っ越しや部屋の模様替えなどの環境の変化や、
エサを変えたりしたときなどでもストレスを感じてしまうのです。

以前私も猫を飼っていたのですが、
旅行で家を空けるので、仕方なく4日間ほどペットホテルに預けたとき、
帰ってきた猫が何となく様子がおかしくて
一週間ほど別の猫のようになってしまった事がありました。

猫は場所の移動に対応するのがとても苦手なようです。
どうしても家を空けなければならない時は、
ペットホテルがいちばん安全なのですが、
ご近所に信頼できる友人や、親戚がいらっしゃれば
2?3日くらいでしたら、家でお留守番させて
エサをあげてもらえるようお願いするのもいいと思います。

また、完全室内で飼う場合は、エサをコントロールしてあげることが
できるのですが、外に出てしまう猫の場合そうもいきません。
私が飼っていた猫は、女の子だったのですがとても活発で
外に遊びに出かけては、しょっちゅう(なんと!!)雀をくわえて
帰ってきていました。
その(かわいそうな)雀を、庭で食べていたようなのです。
鳥の骨は折れるととても鋭利で、猫の内臓を傷つけることが
あるそうです。
それが原因かはわからずじまいでしたが、
ある日急にエサも水も取らなくなり、すっかり痩せてしまって
2週間ほど入院したのですが、もう家には帰って来られませんでした。
そのとき、便も、家のトイレであまりしなくなっていたのですが
どうも黒いなぁと感じていたことは覚えています。
あの時、異変にもう少し早く気づいて、病院に連れて行って
あげればよかったと、今でも思っています。

また、血便の様子によっても原因が変わってきます。

・真っ赤な血便
 大腸が炎症を起こしている可能性があります。
 下痢をしている場合は、失血と水分不足での脱水症状になることがあります。
 すぐに動物病院を受診してください。

・鮮血が便に付いている
 便の表面に血が付いている場合は、痔の可能性があります。
 猫の肛門周辺を観察してあげてください。
 便秘で硬い便になり、その際肛門が切れる場合もあります。
 トイレの後など、お尻を床に擦り付けるようなしぐさをするときは
 肛門嚢炎の場合もあります。

・黒い便
 小腸などで出血している場合、黒いタールのような便に
 なることがあります。
 感染症や寄生虫、腫瘍の場合があります。
 

猫が血便になった時のケア

猫が血便になった時、同時に食欲不振、下痢、嘔吐など
不調がないかチェックしてあげてください。
また、全体的に普通と違っている、元気がないなど
観察することも大切です。

そして、一刻も早く動物病院の受診をお勧めします。

動物病院を受診する際には、まず便を持参してください。
排泄後3時間以内のものがベストです。
持参できない場合は、携帯で写真を撮っていくのもいいですね。
そして、キャットフードの種類や、
気づいた異常な点、全体の様子など
メモを取っていくと診察がスムーズです。

さいごに

家族同然のかわいい愛猫が、病気になってしまったらと思うと
辛くなってしまいますよね。

まず、日頃からよく観察してあげるとちょっとした異変にも
すぐに気づいて、早めに対応してあげることができます。

エサは、ちゃんと食べているか、器の水はいつも清潔にしてあげて
いるか。猫も人間と同じで、規則正しい生活をさせてあげてください。
人間の食事を与えないことも大切ですね。
そしてワクチンはきちんと摂取して、できることなら
完全室内飼いが理想です。

そして、猫にとってストレスは大敵です。
すこしでもかわいい猫が過ごしやすい環境を作ってあげて、
快適に過ごせるよう配慮してあげて下さい。

そして、愛猫との素敵な日々と笑顔の思い出を
たくさん重ねていってくださいね。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました