猫が低血糖を起こした時の症状は?応急処置と対処法は?

老猫
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猫の低血糖は、年齢関係なく起こる可能性があります。
猫が低血糖の状態が続いて重篤化してしまうと、危険な状態になることもあるようです!
低血糖を起こした時の症状には、どのようなものがあるのでしょうか?
低血糖の応急処置や対処方法も併せてご紹介します!

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猫が低血糖を起こした時の症状は?

猫が低血糖を起こした場合、自律神経や中枢神経が影響を受け、主に以下のような症状が起こります。

*全身が震える(けいれん)
*元気がなくぐったりする
*ふらつく
*落ち着きがなくなる
*呼吸が荒い(発作が起こる)
*失明

猫の低血糖の症状が重篤化してしまうと、昏睡状態に陥って、そのまま命を落としてしまう危険もあるので、注意が必要です!
命を落とすまではいかなくても、低血糖の処置が遅れたことによって脳がダメージ受けて、後遺症が残ることも多いと言われています。
低血糖で起こる猫の失明は、数日の場合もあれば、ずっと失明した状態が続いてしまうこともあるようです。

猫が低血糖を起こしてしまう原因には、糖尿病治療で投与するインスリンの量が、規定よりも多すぎることがほとんどだと言われています。
また、高齢猫の場合、膵臓の腫瘍や不整脈、肝不全などの基礎疾患が原因のことが多いようです。
子猫や若い猫でも、長時間の空腹状態や体の冷え、栄養不足で起こることがあります。
猫の様子がおかしいと感じた時には、すぐに対処することが大切です!

猫が低血糖を起こした時の応急処置

猫が低血糖を起こした時には、動物病院で診てもらうことが良いのですが、移動している間に重篤化してしまうことも考えられます。
低血糖の症状の進行は早いと言われているので、ある程度の応急処置をしてから、動物病院へ向かった方が安心でしょう。
猫の低血糖が軽度の場合には、まず、消化しやすいウェットタイプや、ドライタイプをふやかしたご飯を与えてみます。
猫がご飯を食べてくれない時や、症状が重度の場合には、ぶどう糖液やガムシロップを口の中に塗るようにするといいでしょう。
猫の血糖値が正常に近づけば、低血糖の症状は落ち着くようなので、応急処置をした後に、動物病院で治療を受けます。
獣医師さんに連絡がつくのであれば、電話などで指示を仰いで行動することがオススメです。
もしもの時のために、夜間でも対応してくれる動物病院の場所や、連絡先を調べておくといいでしょう!

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猫が低血糖を起こした時の対処法は?

猫が低血糖を起こした時には、猫に糖分を補給させることが大切になります。
先にお話ししたように、ご飯を与えたり、ぶどう糖液やガムシロップを与えますが、その他の糖分を与えるのは危険でしょう。
特にチョコレートは、猫が食べてしまうと中毒症状を起こすことがあるので、注意が必要です。

インスリン注射は、1mmでも量が変わってしまうと、猫にとっては大きな影響を受けてしまうと言われています。
獣医師さんからの指導がない限り、自己判断でインスリン量を変えてしまうのは危険です。
また、インスリン注射を複数の家族で投与してしまうと、2重投与が起こってしまう可能性があるでしょう。
管理をしやすいように、インスリン注射の投与は、家族内で1人に決めておく方が安全です。

猫が低血糖を起こさないためには、栄養バランスの取れた食事や、適度な運動も大切になります。
糖尿病や膵臓の腫瘍などで低血糖が起こる場合、基礎疾患の治療を優先することが多いそうです。

猫の低血糖を早めに気づくことで、症状の重篤化を防ぐことが出来るでしょう。
糖尿病の猫はもちろんですが、普段から猫の行動などを気にかけてあげることがオススメです!

さいごに

猫の低血糖を起こした時の症状や応急処置、低血糖の対処法についてご紹介しました!

猫が低血糖を起こさないように、インスリンの量を少なくしてしまう飼い主さんもいるかもしれませんが、規定の量を変えてしまうのは危険でしょう。
糖尿病の高血糖は、インスリンによって値を下げていますが、量が少ないと効き目も下がってしまい、いつまでも高血糖状態が続く可能性があります!
猫を危険な状態にしないためにも、獣医師さんときちんと相談することが大切です。

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