猫の高血圧の症状は?なってしまう原因と対処法は?

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猫の血圧は比較的高めで、通常の上の血圧は(収縮期血圧)160ですが、それ以上になってしまうと、高血圧の診断になります。
猫の高血圧が続いてしまうと、危険な状態になってしまうと言われていますが、具体的にはどのような症状があるのでしょうか?
高血圧の原因や対処法も、併せてご紹介します!

大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?

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猫の高血圧の症状は?

猫が高血圧になってしまった場合、目の症状が多くあらわれるそうです。
高血圧によって過度に血圧が上がると、眼底の血管に圧が加わり、眼底出血を起こしてしまいます。
猫の片方の瞳孔だけが常に開いた状態になってしまう、瞳孔散大や、網膜や眼の神経が傷つけられて、緑内障を引き起こすこともあるようです!
網膜変性、網膜剥離なども起こりやすく、高血圧が重度になると失明の恐れもあります。
他にも、心臓に負担がかかり、心不全や心肥大、不整脈も起こりやすくなるでしょう。
高血圧は脳にも影響があり、脳卒中などの神経障害、脳出血を引き起こすこともあります。
脳神経障害が起きると、けいれんや、上手く歩けないなどの運動失調が出ることもあるでしょう。
また、腎臓でもダメージを受け、腎疾患を引き起こしたり、悪化させる原因にもなるようです!

猫が高血圧になってしまう原因

猫の高血圧には、遺伝などで起こる本態性高血圧と、基礎疾患が原因で起こる二次性高血圧に分かれています。
本態性高血圧は稀なケースだと言われていて、ほとんどの猫は二次性高血圧だそうです。
特に、中高齢猫が腎疾患や糖尿病を患って、高血圧を併発することが多いでしょう。

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腎疾患は、猫の死亡原因だと言われていて、血液中の老廃物の除去や体内ミネラルの調整機能が低下してしまうものです。
8歳以上の猫に多いと言われている、甲状腺ホルモン異常が起こる甲状腺機能亢進症も、高血圧の原因と言われています。
また、去勢済みのオス猫や、肥満猫に多いと言われている糖尿病も、高血圧を引き起こしてしまうそうです!

このような基礎疾患が原因の高血圧の場合には、先にお話しした症状の他にも、それぞれの疾患の症状も一緒に出ることが多いでしょう。
腎疾患を患っている時には、食欲不振、多飲多尿、血尿、嘔吐、元気がないなどの症状があります。
甲状腺機能亢進症では、食欲増進・不振、食べているのに痩せる、元気がありすぎるなどの症状がみられるでしょう。

猫の高血圧の治療では、原因になっている基礎疾患の治療が主になるそうです。
基礎疾患の治療が難しい場合や、高血圧がひどい場合には、降圧剤が処方されます。
病気が重症化すると猫に危険な場合もあるので、飼い主さんが早めに気づくことが大切でしょう!

猫の高血圧の対処法は?

猫の高血圧の対策には、栄養バランスを気にかけることが大事だと言われています。
腎臓病や糖尿病などから高血圧にならないために、高塩分のものは猫に与えないように気をつけると良いでしょう。
普段から猫のご飯の栄養成分を確認して、魚や肉が主原料で、人工添加物の入っていない物を選んで与えることがオススメです!
また、猫に毎日の運動をさせることで肥満予防になり、結果的には糖尿病の予防にもなるでしょう。

最近では、人間の血圧の場合、簡易的なものが販売されていて自宅でも測れるようになっていますが、猫の場合には難しいです。
なので、定期的に動物病院で測ってもらうと良いでしょう。
血圧測定のついでに、眼圧検査など、猫の健康診断を受けることもオススメです。
老猫などの基礎疾患がある場合や、発症が心配な場合には、獣医師さんに診てもらうことで、安心もできるでしょう!

さいごに

猫の高血圧の症状や原因、対処法についてご紹介しました!

猫の高血圧には、裏に腎不全や糖尿病などの基礎疾患が隠れていることがほとんどでしょう
高血圧の発見が遅れると、失明の危険もあるので注意が必要です。
普段から、飼い猫の健康管理や体重管理を気にかけて、基礎疾患にかかりにくくすることで、高血圧予防にもなるでしょう。
特に、中高齢猫は基礎疾患にかかりやすいと言われているので、定期的な血圧測定がオススメです!

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