猫のお腹にイボがあるのは大丈夫?特徴と良性悪性の見分け方は?

成猫
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猫の体を触ることは、スキンシップにとてもいいですが、体の異変を察知することにも役立ちます。
普段通りに体を触っている時に、イボのようなものがあったら、何か悪い病気なのか?と心配になりますよね。
最初に見つけた時には小さなものでも、次に見た時には、大きくなっていたという場合には、注意が必要かもしれません!
猫のお腹にイボができた時の特徴や、良性・悪性の見分け方についてもご紹介します。

大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?

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猫のお腹にイボがあるのは大丈夫?

猫のお腹にできたイボは、良性のことが多いと言われていますが、中には、イボのような見た目でも、腫瘍の可能性もあるので注意が必要です。
イボが、お腹だけではなく、他に転移していないか、食欲不振や元気がないなどの症状がないかも確認して、獣医師さんに相談してみることをオススメします。
猫が触られるのを嫌がる場合にも、痛みなどの症状が出ていることも考えられるので、早めに見てもらった方がいいでしょう。

ただ、イボが小さい状態だと、原因を調べるための検査が受けられないこともあるそうです。
その場合には、自宅で様子を見ることになると思いますが、イボの位置は見失わないようにしてくださいね!
できるだけ毎日、イボの変化をチェックして、ある程度メモを残しておくと、獣医師さんに伝えるときにもわかりやすくなります。
観察する時には、イボに直接触れてしまうと、悪化させたり、猫が気になって過剰な毛づくろいをして傷つけてしまうこともあるので、ほどほどにしましょうね。

猫のお腹にイボが出来た時の特徴

できるイボによっても特徴が変わってくるので、その中でも、お腹にイボが出来る可能性のあるものをご紹介します。

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・繊維肉腫
詳しい原因は不明のようですが、猫白血病ウイルスのワクチン注射や、免疫力の低下、ストレスでできることが多いと言われています。
ワクチン注射の場合には、注射をした場所にできる事がほとんどですが、稀に、他の場所にもイボが出来ることもあるそうです。
イボの形は様々のようですが、周りの皮膚との境目がはっきりしておらず、触ると固いという特徴があります。
悪性腫瘍になる可能性が多いそうです。

・乳腺腫瘍
主に、避妊手術をしていないメス猫に多いですが、10歳前後でできることもあるようなので、老化も関係しているという話もあります。
オス猫にできる事は少ないと言われていますが、全くないわけではないようです。
乳首付近にイボができて、黄色い分泌液が出ることもあるそうですよ。
悪性になる事も多く、そのまま放置してしまうと、転移によって足の付け根が腫れたり、腫瘍が大きくなって自壊、中から体液が出て出血することもあります。
妊娠していない、オスなのに乳が張っているような場合には、可能性があるかもしれません。

他にも、確率は低いようですが、お腹にイボができるのは、肥満細胞腫や、基底細胞腫なども考えられます。
詳しい判断は素人には難しいので、きちんと獣医師さんに診てもらうといいでしょう。
早めに治療を開始することで、腫瘍の場合には治りやすくなるかもしれませんし、ただのイボの場合であれば、安心できますもんね。

猫のお腹にできたイボが良性悪性の見分け方は?

できたイボが、良性か悪性かを見分けるには、以下のことを確認してみるといいそうです。

良性の可能性が高い
・イボの形が盛り上がっている
・イボと皮膚との境目がはっきりしている
・イボが皮膚と同じ色
・イボの周りの皮膚を動かした時に、イボも一緒に動く

悪性の可能性が高い
・イボと皮膚の境目がはっきりしていない
・イボが、黒などの濃い色をしている
・イボに芯があり、皮膚と一緒に動かない
・イボが急速に大きくなっている

以上のものは、あくまでも目安なので、自己判断は危険です。
きちんと見分けるには、イボの組織を抽出して、顕微鏡などで確認してみないとわからないそうなので、動物病院での検査は必要ですね。

さいごに

猫のお腹にイボがある時や、イボの特徴、良性・悪性の見分け方についてご紹介しました。

オス猫もメス猫も、お腹の部分には乳首がありますが、たまに、それをイボと勘違いしてしまう飼い主さんもいるそうです。
猫のお腹を触ることは頻繁ではないでしょうし、毛も密集しているので、普段はわからないですもんね。
ですが、明らかに違う場合や、飼い猫が体調不良になっている時には、獣医師さんに診てもらうことをオススメします。
イボによっては、命に関わることもあるので、早めに対処したいですね。

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