猫をシャンプーするときにうっかり人間用のものを使ってしまった。
猫用のものを切らしていたけど汚れてしまったので人間用を使った。
こんな場面に出くわしてしまった方もいるのではないでしょうか？
猫には猫用のもの以外使ってはいけないなんて言われていますよね。
ですが人間誰しもうっかりということはあります。
猫に人用シャンプーを使ってしまったときはどうすればいいんでしょうか？
そんなお困りごとを解決すべく今回は、
人間用シャンプーで猫を洗ったときの対処法や
そもそもどうして猫用じゃないと駄目なのか、
洗うときの注意点などをお伝えしたいと思います。
大人の猫に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫に人間用のシャンプーを使ってしまった時の対処法は？
使ってしまった対処としては様子を見ることしかできません。
まずしっかりと洗い流してシャンプー成分が猫の皮膚に残らないようにし、
きちんと乾かして様子がおかしければ病院に連れていくのがベストです。
人用のシャンプーではアルコール・石鹸・アミノ酸のいずれかを
主成分としたものが一般的で多くの家庭で使われています。
または無添加のものも最近は多く出回っていますね。
このうちアミノ酸系と無添加のものを使ってしまったのであれば
そこまで猫の皮膚に多大な負担をかけることはありませんが
アルコールや石鹸を使用したものは洗浄力が非常に強いため
猫の皮膚に影響が出てしまう可能性も非常に高いです。
どんなシャンプーを使ってしまったのかも
病院へ行くときに伝える必要があるため
事前に確認しておくようにしましょう。
猫に人間用のシャンプーがダメな理由
ではそもそもどうして人用のシャンプーを使ってはいけないんでしょうか？
猫と人では肌自体が酸性よりなのかアルカリ性よりなのかなど構造が異なるのですが、
簡単に言ってしまうとそういった肌のつくりの違いから
猫の皮膚は人間よりもデリケートになっているんです！
そのため人であればアルコールや石鹸を身体につけても
腫れ上がったりかぶれたりすることはありませんが、
それらはどちらも猫にとっては刺激が強すぎるものであり、
そういったものを成分に含んでいるもので猫を洗うと
身体のバリア機能である皮脂が過剰に落とされてしまい
皮膚病になってしまう危険などが出てきてしまいます。
だからこそ猫には猫用のもの以外使ってはいけないと言われているんです！
猫をきれいにしてあげるつもりが病気になってしまったら悲しいですよね。
なので猫を洗うときには必ず猫用のものであることの確認を怠らないようにしましょう！
猫をシャンプーするときの注意点は？
猫を洗うに当たって注意することなどあるのでしょうか？
もちろん猫用のものを使うのは注意すべきことです！
ただそれ以外にもなにかあるのか気になりますよね。
実はいくつか注意したいことがあるのでみていきましょう。
●ぬるま湯を使う
猫を洗う前や洗い流すときに使うお湯は
37度前後のぬるま湯を使うようにしましょう。
これが猫にとっての適温になるので、
人のように40度以上のお湯で洗い流さないよう注意が必要です！
●頭からお尻にかけて洗う
必ず頭側から洗うことを心がけましょう。
例えば胴体から洗ってしまったりするとノミ・ダニなどが
頭や顔の方へと逃げていってしまい、
顔はさすがにシャンプーでごしごし洗うわけにもいかないため
結局ノミ・ダニを取り除くことができなかったということにもなりかねません。
●しっかり乾かす
ちゃんと乾かさないと濡れた皮膚と被毛によって猫の身体に湿気がまとい
カビなどが住み着きやすく真菌性の皮膚炎などになってしまいます。
まとめ
猫の肌はとっても繊細にできているため猫用以外は使わないように！
もし使ってしまったときはしっかりと洗い流して様子をみてください。
なにかあればすぐに病院へ行くことが大切ですよ！
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