猫が膀胱炎になった時の治療法は?原因と治療期間はどれくらい?

成猫
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砂漠に祖先をもつ猫は、尿を濃縮して排泄することで、水分をあまり取らなくてもいい、体のつくりになっているようです。
その名残から、あまり水を飲まない猫が多いのですが、そのために膀胱炎になりやすいとも言われています。
飼い猫が膀胱炎になってしまった時の治療法にはどんなものがあるのでしょうか?
膀胱炎の原因や治療期間についても、併せてご紹介します!

大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?

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猫が膀胱炎になった時の治療法は?

猫の膀胱炎が軽度の場合には、動物病院で1週間程度の薬を処方してもらい、薬を飲み終わる頃に再診して判断してもらうことが多いでしょう!
自宅では、猫の膀胱内に溜まっている濃度の濃い尿を流すために、新鮮なお水をいつでも飲めるようにします。
水を飲める場所は1カ所ではなく、3?4カ所くらいに用意しておくと、猫も飲みやすいでしょう。
今までご飯がドライフード中心だった場合には、ウェットフードに変えたり、お湯でふやかすことでも、水分補給に効果があると言われています。
猫が、あまり積極的に水を飲んでくれない場合には、皮下補液と言って、猫の皮下に点滴液を溜めて水分補給する治療法もあるようです!

また、膀胱炎の治療は、細菌性、突発性、結晶・結石によって、方法が変わることも多いでしょう。
結晶や結石が出来てしまっている場合には、ミネラルバランスを整えるための療法食をオススメされます。
結晶・結石の原因には、アルカリ性や酸性など色々あるので、猫の原因によってご飯の栄養成分は変わるでしょう。
結石が酷い場合や、尿閉状態になっている場合には、そのままにしておくと危険なので、手術や入院して治療することになります。
膀胱内の炎症によって痛みが強い場合には、鎮痛薬を投与することもあるでしょう。

猫が膀胱炎になってしまう原因

猫の膀胱炎で一番多い原因は、突発性だと言われていて、特に、若い猫が多いようです。
突発性膀胱炎になってしまう要因には、ストレスが関係しています。
ストレスを感じる原因は、猫によっても様々ですが、引っ越しや家族が増えるなどの環境の変化、騒音、構いすぎ・構わなすぎなどがあるでしょう。
また、トイレが汚れている場合、猫がトイレを我慢してしまい、膀胱炎になることもあるようです!
猫がストレスを感じることで、交感神経が過剰に反応して、膀胱に刺激を与えてしまい、膀胱炎になることも考えられます。
猫にストレスがあると、免疫力も低下してしまうので、通常は感染しない場合でも、細菌性の膀胱炎になることもあるでしょう。

食事の影響によってミネラルバランスが崩れて、尿がアルカリ性や酸性に傾きすぎてしまい、結晶・結石が出来て、膀胱炎になることもあります。
老猫の場合には、糖尿病や慢性腎不全にかかっている場合、膀胱炎も併発する可能性が高いと言われているので、注意が必要です!


猫が膀胱炎になった時の治療期間は?

膀胱炎の治療が順調で、若い猫の場合、2?3週間程度の治療期間が多いようです。
ですが、老猫や、他の病気を併発している場合には、1カ月?1年などの長期になることもあるでしょう。

ただ、膀胱炎は再発しやすく、例え症状が治まっていても、菌が残っている場合が多いと言われています。
自己判断で薬を止めてしまうと、再発を何度も繰り返すことになり、残っている菌が薬に慣れて効かなくなる危険もあるので、注意が必要です!
また、結晶や結石が1度できてしまうと、数週間?数年の間で再発することが多いと言われています。
ストレスが原因の突発性膀胱炎の場合には、環境を整えて、猫のストレスを軽減させることで、自然治癒することもあるようです。

膀胱炎の治療は、原因によっても方法が変わるので、特定できない場合には通院することもあるでしょう。

さいごに

猫が膀胱炎になった時の治療法や原因、治療期間についてご紹介しました!

猫が膀胱炎になってしまった時には、新鮮な水を用意して、水分補給してもらうことが大切でしょう。
膀胱内に尿が溜まっている状態だと、菌が繁殖して炎症を起こしたり、尿毒症になって命を落とす危険もあるので、注意が必要です!
膀胱炎は再発しやすく、治療を自己判断で中断してしまうと、治療期間が長期になることもあります。
獣医師さんと相談しながら、治療を進めていくことをオススメします!

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