オス猫を室内で飼っている人なら、必ず去勢はしているのではないでしょうか?
去勢手術をすると家族は増やせませんが、様々な病気の予防にもつながります。
また、オス猫特有のマーキングであるスプレー行為を抑えることもできるのですが、まれに手術をしても突然始まってしまうことがあるようです。
スプレーは強力なマーキング行為なので、臭いも強く、たとえ一か所されただけでも相当臭います。
何度も繰り返されると家中も臭いし、イライラしたり困ってしまうので、何とか止めさせたいですよね。
猫にスプレー行為を止めさせるためには、猫なりの理由を理解することが大切になります。
では早速見て見ましょ?(・ω・)/
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
去勢したのに突然スプレーしちゃう原因
去勢をしたのにスプレー行為をする場合、2つの理由が考えられます。
1つ目は、去勢の時期が遅かったためです。
猫の発情は早く、生後6か月?8か月までに去勢手術をしないと、再びスプレー行為をしてしまうことがあるようです。
2回以上の発情を経験してしまった猫は、手術をしても本能的に覚えてしまっています。
できれば、去勢手術は早めに済ませるようにした方がいいでしょう。
去勢手術を適正の年齢で済ませているのに突然始まってしまった場合には、猫がストレスを感じている場合があります。
引っ越しをしたり、猫が知らない人が家に入ってくる、同居の動物と仲が良くないなど、思い当たることはありませんか?
飼い主とのコミュニケーションがうまく取れていない場合も、猫が寂しがってストレスを感じます。
自由奔放に見えていても繊細な動物なので、少しの変化でも気にしてしまい、猫自身もどうしたらいいのかわからなくなっているのかもしれません。
猫は、爪とぎや頭を物にこすりつけて匂いを移すなどのマーキングもしますが、より主張をしたい時に、スプレー行為をします。
一般的には発情期を迎えたころ、メス猫へのアピールとしてすることが多いです。
スプレーは、濃い尿を噴射して臭いを付けているので、人間にとっては臭いんですね…。
猫がスプレーをしてしまった時の対処法
もし猫がスプレー行為をしてしまった時には、スプレーしてしまった場所の臭いを残さないようにするのが大切です!
猫が自分のスプレーの臭いを嗅いで、つられてスプレーを繰り返してしまうことになります。
酸素系の中性洗剤でよくふき取り、動物用の消臭剤や柑橘系の汁やクエン酸、重曹を使った消臭スプレーを使うといいでしょう。
熱湯を使える場所なら、熱で尿の臭いを分解できる作用があるようなので、オススメです!
ただ、猫のスプレーの臭いは本当に強烈なので、どうしても落ちない場合もあるでしょう。
その時には、猫をできるだけその場所に近づけないように、柵などで囲ってしまうこともいいかもしれませんね。
猫の綺麗好きな性格を利用して、ご飯や水をスプレー行為をしてしまう場所に移動することも効果があるようです。
ですが、その場所にしなくなったとしても別の場所にしてしまうこともあるので、その場しのぎだと考えた方がいいかもしれませんね…。
猫にスプレーさせない方法
もし、猫がスプレー行為をしようとしているところを目撃したとき、止めさせようと大きな声で怒っても効果はありません。
むしろ、ストレスになって、逆効果になってしまう可能性があります。
猫のスプレー行為を止めさせるには、自分一人で考えるだけではなく、プロの人と一緒に考えるといいでしょう。
普段の猫の行動を観察して獣医師さんに相談すれば、どんな原因があるのかアドバイスももらえます。
場合によっては、精神安定剤やホルモン剤などで治療したり、リスクは高くなりますが、もう一度、去勢手術を受けられる可能性もあるようです。
猫の体調などによっても治療方法が変わるようなので、獣医師さんと話し合って決めるといいでしょう。
さいごに
どうでしたか?
去勢手術をしても突然スプレーしてしまう原因についてご紹介しました。
猫がスプレー行為を繰り返すからと、家から出してしまう人もいるかもしれませんが、外の世界は危険を伴います。
自分本位にならず、飼い猫の立場になって考えてみることも大切なのかもしれませんね。
獣医師さんとの相談で、猫にとっても飼い主にとってもいい改善方法が見つけられるのではないでしょうか。
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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