ある日、飼い猫の顎に見慣れない水ぶくれができていたら、ビックリしますよね!
例え今、飼い猫が元気で変わった様子が見られなくても、水ぶくれを放置することで、状態が悪化してしまうことも考えられます。
猫の顎に水ぶくれができてしまう時には、どのような病気が考えられるのでしょうか?
原因や対処法も、併せてご紹介します!
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫の顎に水ぶくれができる病気は?
猫の顎に水ぶくれができる病気には、皮膚炎やアレルギーなどが考えられるでしょう。
皮膚炎は主に、ひっかき傷などに細菌が付着して感染する“細菌性皮膚炎”と、カビから感染する“皮膚糸状菌症”があります。
細菌性皮膚炎に感染していると、皮膚が赤く腫れたり、カサブタが出ることが多いでしょう。
また、症状が悪化すると、発熱や食欲不振などで、猫が元気がなくなることもあるようです。
皮膚糸状菌症は、白癬菌(はくせんきん)と呼ばれるカビの一種が感染することで、症状が現れます。
水ぶくれの周りの皮膚が円形に赤く腫れることが特徴で、毛も抜けやすく、悪化すると円形脱毛症が起こる危険もあるでしょう。
皮膚糸状菌症は、爪に感染することもあり、爪の周りが腫れて変色したり、場合によっては、爪が抜け落ちてしまうこともあるようです!
アレルギーの場合には、与えているご飯の成分や、飼い猫が使っている食器で起こった可能性があります。
猫の水ぶくれが、ご飯を変えてからできた場合には、アレルギー症状だと考えられるでしょう。
猫の顎に水ぶくれができる原因
猫の顎に水ぶくれができてしまった時には、猫の免疫状態が弱って、症状が出ていることが多いようです!
猫は本来、免疫力の高い動物ですが、ストレスや猫風邪などで健康状態が悪いと、普段は感染しないような病気でも、感染しやすくなってしまいます。
外に出かけることが多い猫の場合には、他の猫とのケンカなども原因として考えられるでしょう。
完全室内飼いの場合でも、外から帰ってきた飼い主さんから感染することもあるようです!
アレルギーには、小麦やトウモロコシ、大豆などに反応していることが多く、また、人工添加物によっても起こることがあります。
普段使っている食器が、金属やプラスチックの場合でも、アレルギーを起こすことがあるようです。
猫がご飯を食べる時や水を飲む時、食器に顎が付いてしまうことが原因の可能性があります。
また、猫の顎に、ウェットタイプのご飯が付いたままなど、衛生状態が悪い場合にも、皮膚炎に発展することも考えられるでしょう。
猫のお水の容器がプラスチックで、容器をあまり洗っていない場合、雑菌が繁殖しやすいと言われているので、注意ですね。
猫の顎に水ぶくれができてしまった時の対処法
猫の顎に水ぶくれができてしまった時には、早めに獣医師さんに診てもらうと安心です!
また、皮膚病の場合には、二次感染によって酷くなってしまう可能性も考えられるので、猫を外に出さないように対策をするといいでしょう!
アレルギー反応が疑われる場合には、ご飯や食器を変えてみることも対処法になります。
猫にストレスをかけないよう、トイレを綺麗にしたり、静かな場所で猫にゆっくり過ごしてもらうなど、生活環境を整えることも大切かもしれませんね。
猫の皮膚を清潔に保つよう、おしぼりやタオルをぬるま湯で濡らして絞り、優しく拭いてあげてもいいでしょう。
ただ、水ぶくれを触ると悪化させてしまうかもしれないので、できるだけ触らないように注意です!
皮膚に炎症が起こっていたり、猫が嫌がっている場合には、何もせずに動物病院へ連れて行くことをオススメします。
動物病院では主に、抗生物質や抗真菌薬、抗ヒスタミン薬を使っての治療になるでしょう。
猫が痒がっている場合には、痒み止めの薬を処方してくれることもあります。
症状がひどくなって、飼い猫が苦しまないうちに、獣医師さんに相談してみてはいかがでしょうか
?
さいごに
猫の顎に水ぶくれができた時の病気や原因、対処法をご紹介しました!
皮膚炎やアレルギーは、炎症や脱毛の他にも、痒みや痛みを伴うことも多いです。
猫が気にしてかいてしまい、炎症が酷くなることもあるので、早めの対処が必要でしょう!
今は顎の水ぶくれだけでも、いつ・どのように症状が悪化するかはわかりません。
専門知識のある獣医師さんに、きちんと診てもらい、適切な判断をしてもらうことをオススメします!
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント