猫と一緒に暮らしていると、猫に引っかかれてしまう事は、日常茶飯事という人が多いでしょう。
たとえ注意していたとしても、おもちゃで遊んでいる時や猫の機嫌が少し悪い時など、様々な場面で引っかかれる事が予想されます。
慣れている人は「いつもの事だから」「たかが猫に引っかかれただけ」と、傷口を放置してしまいがちではないでしょうか?
小さな傷の場合でも、猫の引っかき傷から病気になってしまう事もあるようです!
注意した方がいい症状はどんなものか、調べてみました。
大人の猫に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫に引っかかれた時のミミズ腫れは大丈夫?
猫の爪は、思っている以上に、細菌が多く付着しています。
トイレの後に砂をかいたりした時に、爪に菌が付着し、爪がしまわれる事で、繁殖しやすい環境になっているようです。
その爪で傷をつけられることで傷口にも細菌が入り込み、体が反応した結果、ミミズ腫れになるのでしょう!
猫に引っかかれる事でミミズ腫れになってしまう事は、珍しい話ではないようです。
化膿したり、腫れあがっている状態でなければ、心配はないでしょう。
ただ、「なんでもないから」と放置してしまうのではなく、すぐに処置をする事が大切です。
傷口を流水で軽く洗い流し、アルコール消毒、その後ガーゼや絆創膏で押さえておくだけでもいいでしょう。
猫にひっかかれた傷の場合、ある程度強めに傷口を抑えていると、血が早く止まることもあるのでおすすめです。
ガーゼや絆創膏を貼っていても、指の関節などで上手く貼れずに隙間が出来ていたり、汚れたまま交換していないと、2次感染の心配もあります。
臨機応変に、交換するようにしましょう!
猫に引っかかれた時にかゆみがある時
引っかかれてすぐは痛みの方が強くても、段々と傷口がかゆくなってくる事がありますよね。
それは、体が傷を修復しようと頑張っている状態だと考えられます。
痛みの神経とかゆみの神経は密接に関係していて、痛みの神経が弱まっていくと、かゆみが出てくるんだそうです!
傷が治りかけではなく、引っかかれた時からかゆい場合には、引っかき傷が浅く、痛みの神経まで届かなかったのかもしれません。
どちらにしても、かゆいからと言ってかいてしまうと、傷の治りが遅くなってしまったり、跡が残りやすくなってしまうので注意です。
眠っている時などに無意識でかいてしまいそうな場合には、ガーゼや絆創膏などで傷口を隠してしまうといいでしょう。
傷跡が残りづらい絆創膏も売っているので、普通のものと比べると少し値段は高くなりますが、オススメです!
猫に引っかかれた時の病気は?
猫に引っかかれてから、約10日後に現れる病気で、“猫引っかき病”というものがあります。
ネコノミから媒介されたバルトネラ菌が猫の体内に入り、感染した猫に引っかかれたり噛まれたりすることで症状が出るようです。
猫自身が発症するものではないので、飼い猫が菌を持っているのか判断するのは難しいかもしれません。
ただ、日本に生息している猫の1割は感染していると言われ、長期間にわたって保菌している場合も多いようです!
特に、野良猫に多いと考えられています。
猫引っかき病の症状は、小さな赤い発疹や化膿した発疹が出るなど、最初は皮膚の症状が出ます。
次に、傷口の近くのリンパ節が腫れたり、発熱や吐き気、全身の倦怠感が出てくるようです。
症状は辛いですが、健康な成人は自然治癒することがほとんどなので、治療は解熱薬や鎮痛薬で様子を見ることになるでしょう。
ただ、子供や高齢者、病気などで免疫力が弱い人は、まれに重症化してしまう危険もあるようです!
猫引っかき病は、引っかかれて必ず発症するわけでもないですが、飼い猫を出来るだけ外に出さない事が大切でしょう。
さいごに
猫に引っかかれた時について調べてみましたが、いかがでしょうか?
猫にとって引っかく事は、悪気のない行為だったり、身を守るための行為だったりするでしょう。
引っかかれたからと言って、自分本位で猫を叩いてしまうと、猫との関係が悪化してしまう恐れがあります。
まず、引っかかれた時の傷が深くならないように、猫の爪を定期的に切ってあげるといいでしょう。
飼い猫をバルトネラ菌に感染させないためには、ノミの駆除も大切ですね!
傷口の治りが遅かったり、何か心配に感じたら、病院へ行くことをオススメします。
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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