老猫の前足が曲がる原因は?歩きにくそうな時と運動のさせ方は?

猫 手 老猫
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老猫は、1日中のほとんどを、寝て過ごしていることが多くなります。
足腰も弱くなるので、よぼよぼとした動きにもなって、気が付いたら、老猫の足が曲がっていることに気づく飼い主さんも、多いのではないでしょうか?
ただの老化現象だと思って対処をしないと、老猫がストレスを抱えることになるかもしれませんよ。
老猫が歩きにくそうな時や、運動のさせ方も、併せてご紹介します!

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老猫の前足が曲がる原因は?

老猫になって筋力が衰えてしまう事で、関節の負担が大きくなり、骨と骨をつなぐ関節に、炎症が起こってしまうことが原因だそうです!
変形性関節症(骨関節炎)と言われていて、今までの軟骨組織のすり減りも、関係しています。
高いところから着地する時など、猫は犬と比べても、軟骨の負担も大きいのでしょう!
また、後ろ足よりも、前足の方が体重をかけることが多いので、症状が出やすいです。

関節症は、特に、7?12歳くらいの、中高齢猫に多いと言われています。
関節が石灰化して動きが悪くなったり、関節の腫れや痛み、元気がなく、動くことを嫌がるなどの症状があります。
1度曲がってしまった関節は、元には戻らないようですが、そのままにしておくと、老猫も苦痛で、ストレスを感じてしまうでしょう。
動物病院では、痛みや炎症を抑える治療や、軟骨の保護効果がある、コンドロイチンなどのサプリを処方してくれる場合もあります!

他にも、飼い主さんの知らないうちに、猫がケガをしている可能性も考えられるでしょう。
老猫の異変に気づいた時に、獣医師さんに相談してみることで、症状が酷くなることを防げることもあります。

老猫が歩きにくそうな時

老猫になると、足元がおぼつかなくなったりして、物にぶつかってしまったり、電源コードに引っかかってしまう場合があります。
老猫が歩きやすいように、出来るだけ物はしまったり、電源コードは壁などに這わせておくといいでしょう!
特に、トイレや寝床、ご飯までの道筋は、障害物がないようにしておくと、老猫も利用しやすいです。
高いところは、脚力や筋力の問題で登れなかったり、ジャンプの失敗でケガをする可能性もあります!
老猫が上り下りしやすいように、低めの階段やスロープを置いて、様子を見るといいでしょう。

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また、老猫は、爪とぎをあまりしなくなったり、筋力が弱くなることで、爪がしまえなくなることもあります。
絨毯やラグは、爪に引っかかりやすいので、老猫の爪が伸びていないか、定期的に確認してあげるとでしょう!
爪が伸びすぎていると、歩きにくい他に、猫自身の肉球に刺さってしまう危険もあるので、成猫の時よりも、気にかけることが大切です。

老猫が暮らしやすいために、今までの家具の配置を変えたり、新しい家具を購入することもあるでしょう。
猫にとっては、急な模様替えは混乱の原因にもなるので、ゆっくりと変更していくことがオススメです。

また、他にもサプリによって栄養素を補うなどもおすすめです。

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老猫の運動のさせ方は?

老猫になると、運動をしなくなることがほとんどでしょう。
確かに、激しい運動は、関節を痛める危険もありますが、全く運動をしないことも、筋力の衰えを早めることになってしまいます!
老猫には、低めのキャットタワーや台を使って、上下運動をさせたり、トンネルおもちゃで遊ぶこともオススメです。
上下運動をさせる時には、じゃらしおもちゃなどで、ゆっくり誘導してあげるといいでしょう!
トンネルおもちゃは、中が薄暗いので、老猫も落ち着く場所になりますし、中を歩くだけでも運動になります。
また、マタタビやキャットニップなどの匂い付きのおもちゃで、老猫の興味を引きながら遊んでもいいでしょう。
長時間の運動をさせなくても、1日10分程度で大丈夫です!
もしも、老猫がぐっすり寝ている時には、無理やり起こす必要はないでしょう。
老猫にも飼い主さんにも、無理のない方法で、続けていくことが大切になります!

さいごに

老猫の前足が曲がる原因や、老猫が歩きにくそうな時の対策、運動のさせ方についてご紹介しました!

猫も、人間と同じように、加齢によって軟骨成分がすり減り、関節症になってしまいます。
老猫にも運動は大切ですが、運動方法によっては、ケガや関節症を悪化させてしまうことも考えられるので、注意が必要でしょう!
心配な時には、専門的な知識のある、獣医師さんなどに相談することもオススメです。

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