我が家では以前24歳のおばあちゃん猫を自宅で見取りました。
最後まで大きな病気になることもなく天寿を全うしました。
猫ちゃんの老化は早ければ7歳から始まると言われています。平均寿命は15歳くらいですがペットフードや医療の発達で20歳超えの猫ちゃんも多くいます。
しかし老猫は年を取って体力が低下したり、内臓が弱っていくことで飼い主さんが排泄を助けてあげる必要があります。
今回はトイレで排泄をしない場合の事を書いていきたいと思います。
老猫がトイレでしない時の対処法は?
いつもトイレ以外で排泄場所が決まっているなら、そこにペットシートを敷くのも一つの方法ですが、排泄場所がバラバラなのでしたら、猫ちゃんを抱っこしてトイレに連れていきます。
猫ちゃんの生活スタイルとして起きた時、食事の後は排泄することが多いですのでトイレに連れていきます。
また体力の低下によりトイレの縁を登れなくなることもありますので、スロープや階段を設置します。
トイレで排泄をしなくても絶対に叱ったりしないで下さいね。
猫ちゃんは叱られた事しか分からないので、飼い主さんに対して恐怖しか覚えなくなります。
老猫がトイレでしなくなる原因
大きく3つの原因が考えられます
○運動能力の低下
加齢により内臓が弱ってしまい我慢がきかなくなってきますので、トイレまで間に合わないことも考えられます。
○病気
内臓や泌尿器科系の病気により、トイレまで間に合わずに排泄をしてしまうことがあります。
○認知症
猫ちゃんも人間同様、認知症になります。
認知症になった場合、トイレの場所が分からなくなったり最後には排泄すること自体を忘れてしまう事もあります。
老猫がトイレ以外でする場合のトイレの数はどうすればいい?
トイレは寝床の近くに移します。
年を取ると行動範囲が狭くなっていきますので寝床からトイレが遠いと行くのが億劫になってしまったり、我慢が出来ないため間に合わなかったりします。
トイレまでの距離を短くするために寝床の近くにトイレを設置し、複数寝床がある場合は猫ちゃんの寝床の数だけトイレを用意します。
また用意するトイレも縁の浅いものを用意します。システムトイレなども浅めに設計されているので、猫ちゃんも乗り越えやすいでしょう。
さいごに
猫ちゃんは人間の5倍で年を取っていきます。
8歳を過ぎたら毎年健康診断を受けることをオススメします。予防接種の時などに獣医師に相談してみましょう。
若いころと違い、老猫になると大変なことも増えてしまうと思いますが飼い主さんが猫ちゃんのトイレの介護が負担になりすぎないようにしましょう。
楽しい猫ちゃん生活を送ってくださいね。
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