猫が肥満になってしまう原因は様々ですが、主に運動不足と食事の与えすぎが多いようです。
肥満になってしまうと、糖尿病になったり、心臓に負担がかかってしまうなどの問題もあります!
ふくよかな体系の動物は可愛く見えてしまいますが、病気の危険性を考えると、早めの対処が必要ですね。
では、具体的にはどのような方法がいいのでしょうか?
食事の制限方法や計算方法もご紹介します!
では早速見て見ましょ?(/・ω・)/
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫をダイエットさせるために運動はどうすればいい?
人間のダイエットでも運動は大事ですが、猫をダイエットさせるためにも運動は大事です!
猫はもともと長時間の運動は集中力が持たないので、短時間でも十分だと言われています。
1日に2?3分くらいを2,3回に分けて始めて、徐々に時間を増やしていくといいでしょう。
ただ、太ってしまうと動かなくなる猫も多いので、運動してもらうのは少し難しいかもしれませんね。
最初は猫にじゃらしおもちゃを見せて興味を引いて、遊ぶといいでしょう。
おもちゃの中にドライフードを入れて、転がすと出てくるような物もあります。
猫によって興味を持つおもちゃも違うと思うので、飼い猫に合ったおもちゃを用意して、運動してもらうように誘導しましょう!
ダイエットには上下運動が効果的のようで、キャットタワーや階段やイスなどの段差を使うこともオススメです。
猫が太りすぎていると、少しの運動でも負担がかかり、関節を痛めてしまう可能性があります。
無理はさせずに、飼い猫の様子を見ながら一緒に遊んであげましょう!
猫のご飯を制限するには?
猫のダイエットをするには運動だけではなく、ご飯にも気を使わなければいけません。
やはり、ご飯のエネルギーよりも、運動のエネルギーを多くするようにした方がいいでしょう。
ただ、極端な食事制限をしてしまうと、肝臓機能が損なわれ、肝脂肪にもなってしまいます。
肝脂肪は進行すると命にかかわる病気なので、とても危険です!
ご飯の量を減らしていくなら、5%?10%など、少しずつ減らすようにしましょう。
早食いや一気食いなどの癖がある猫は、1日にあげるご飯を、量は変えずに何回かに分けて与えるといいですよ!
少し食べにくいご飯容器も売っているようなので、取り入れてみてはいかがでしょうか?
ご飯が原因で猫が太ってしまうのは、いつでもご飯が食べられる環境にある事も理由になります。
なので、ご飯の時間を大体で決めておくと、管理もしやすくなるでしょう。
猫も慣れないうちは、時間ではない時にご飯を欲しがるかもしれません。
ですが、ご飯の時間を徹底して覚えてもらえば、ダラダラ食べを抑制できるでしょう。
ダイエットフードを考えている場合、穀物類が原料の物は効果がない場合があるようです!
肉食動物の猫にとっては消化が悪く、体内に残ってしまい、やがて脂肪に変わってしまいます。
低脂肪だけを考えるのではなく、栄養バランスのいいものを与えるように、ご飯を選ぶといいですね!
もし、ご飯を変える場合には、今までのご飯の中に少量混ぜて、だんだんと慣れさせるといいでしょう。
猫のご飯の計算方法
猫にご飯を与える時には、目分量ではなくきちんと計って与えるようにと言われますが、ダイエットをしている時には必須です。
計算方法は少しややこしく、すべての猫に当てはまるわけではないのですが、参考にしてみてはいかがでしょうか?
ダイエットの時の1日当たりの目標カロリーは、理想体重×35?40kcalで求められます。
猫の理想体重を知るには、ボディコンディションスコア(BCS)というものでわかるようです。
1?5までに分かれているのですが、数字が大きいほど肥満度が高くなり、3が標準体型です。
肥満気味(BC4)と肥満(BC5)の判断基準は、腹部に厚い脂肪がついている、腰にくびれがないなどになります。
BC4と判断した場合、今の体重が理想体重より115%多く、BC5の場合には、125%多いです。
猫の現体重にBCSの値を割れば、理想体重がでてきます。
例えばBC4で計算した場合、現体重6?÷1.15=理想体重5.21?となります。
理想体重が求められれば、先に紹介した目標カロリーの計算方法に当てはめていけばいいでしょう。
例えば、理想体重5kg×40で計算した場合、1日に必要なカロリーは200になります。
必要なカロリーには、おやつも含めているので、オーバーしないように気を付けましょう!
1日に与えるご飯の量を求めるためには、与えているご飯の100gのカロリーで計算していきます。
100gが380kcalの場合には、200kcal÷380kcal×100g=52gという値が出ます。
何回かに分けてご飯を与える場合には、52gを回数で割って与えるといいでしょう!
さいごに
猫のダイエットについてご紹介しました!
いかがでしたか?
ダイエットさせるには、半年から1年かけて減量させることが安全だと言われています。
時間は掛かりますが、自分だけではなく、家族全員に協力してもらうことが大切です!
獣医師さんに相談して、定期的に健康状態を診てもらったり、ダイエットについての相談をすることもオススメします。
飼い猫に健康に長生きしてもらうためにも、肥満を解消してあげましょう!
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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