猫の舌に黒い斑点が出来る原因は?病気の見分け方と注意点は?

成猫
スポンサーリンク

小さい頃には舌に黒い斑点は無かったはずなのに、いつの間にか斑点がある!見つけたときは驚きますよね。これは心配無いことなのか、病気なのか判断をしなくてはいけません。
しかし、病院に連れて行こうにも病院だってただではなくしかも、結構いい値段を取られちゃいます。
もし、このようなことで困っている方がいらっしゃれば少しでもお役に立てれば嬉しいです。今日は猫の舌に黒い斑点が出来る原因、病気との見分け方と注意点について書いていこうと思います。

大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

猫の舌に黒い斑点が出来る原因は?

猫の舌に黒い斑点が出来るのは病気の時とそうでないときがあります。元々、黒い斑点を持っている猫もいます。毛の色が黒い猫には元からあることも多いようです。
元気な健康な猫の舌に黒い斑点がある場合は「色素沈着」であることが多いです。色素沈着・・・人間で言うシミのようなものです。人間も年を取るとシミが出来てきますよね。猫も同じで、年を取ると舌に黒いシミが出来てくる場合があります。幼い頃にはありません。
これは病気では無く老化に当たるので心配いりません。
また、貧血状態が長く続いている猫は血行が悪くなり、黒ずんでくることもあるようです。
しかし病気の場合「メラノーマ」の可能性があります。メラノーマとは悪性黒色腫のことで、皮膚癌の一種です。メラニン色素が腫瘍化したもので、危険度が非常に高いです。人間でもかかる病気です。
メラノーマの場合、黒い斑点が日に日に成長して大きくなったり、少しずつ隆起してくるのです。悪性であるので放っておいたらどんどん大きくなり細胞が壊死したり、そこから出血してきます。命の危険性があるため、動物病院を受診しましょう。
メラノーマであれば腫瘍の除去手術、化学療法、放射線療法などが行われます。
人間であれば紫外線が原因であると言われますが、猫のメラノーマの原因はまだはっきりと分かっていません。ですので、予防も難しいのです。

スポンサーリンク

猫の舌に急に斑点が出来たときの病気との見分け方

色素沈着であれば痛みもありませんし、消えてしまうこともあります。治療の必要はありません。しかし、メラノーマ出会った場合、先ほども書きましたが、黒い斑点が大きくなり、硬くなってきます。そしてその腫瘍は隆起してきます。この頃になると、痛みで食欲が無くなってきますし、上手くご飯を飲み込むことが出来ません。その部分からの出血も見られます。また、口臭もキツくなりよだれもたれてきます。
普段、生活していくなかで変わったことは無いか、思い返してみましょう。

猫の舌に斑点が出来たときの注意点は?

飼い主さんがメラノーマである可能性を感じたら動物病院に受診しましょう。舌にメラノーマが出来てしまった場合、食事の形態をドライフードから柔らかい物に変えてあげてください。ドライフードはかなり刺激になるのでふやかしてあげるか、ウエットフードを活用しましょう。口の中はチェックが必要です。歯磨きが嫌いな猫は多いと思いますが、口の中をできるだけ清潔に保ってあげましょう。歯ブラシは難しいので歯磨きシートで拭いてあげるのが良いと思います。
色々とストレスを感じることが多いと思いますが、そのストレスを少しでも軽減出来るようにしていくことも大切です。

さいごに

猫の舌にある黒い斑点が全て病気だということはありません。しかし、病気であれば猫はかなりの痛みとストレスを抱えています。飼い主さんが見分けて適切な処置をしてあげてください。口の中の病気は発見が遅れがちであるため、舌の健康チェックも怠ら無いようにしましょう。
メラノーマと診断されても、早期発見出来れば予後は変わってきます。飼い主さんが猫のために出来ることは何なのかをしっかり考えていくよういしましょう。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました