猫はとっても可愛いですが、時には困ることもあります。
そんな困るものとして猫が二の腕を噛んできたという方もいるのでは?
突然二の腕だけを狙って噛まれると柔らかい部分で痛みも感じやすいので
飼い主としてはやめてほしいものですよね。
そのようなことが起こった時に気になるのが、噛む理由はなんなのか?
そんな時の対処は?だと思います。
そこで今回は猫が二の腕を噛んでくる場合の理由や
噛まないようにするしつけ方と予防法をお伝えします!
猫が二の腕を噛む理由は?
では早速ですがなんで二の腕を噛んでくるのか!?
端的に言ってしまうと噛むのは二の腕と猫が決めてしまっていたり、
指のように細かな動きもしないので噛みやすいことが挙げられます。
ですが根本的な理由は1つではなく、猫によっても異なります。
いくつかご紹介していきますので参考にしてみてください!
●歯の生え変わり
猫は生後3〜7ヶ月になると乳歯の下から永久歯が出てきます。
すると歯や歯茎のあたりがすごく痒くなってしまうんです。
そんな痒さを和らげるために噛むことが!
●社会性が薄い
本来猫は生後3ヶ月頃までは親や兄弟と一緒に暮らして、
噛みすぎると怒られる・喧嘩になるといった社会性を学びますが
早くに親元を離れた猫の場合は社会性が薄く、これらを学んでいないことが多いです。
そうなるとコミュニケーションのつもりで噛むなんてことが出てきます。
また腕を狩りの獲物に見立てたり、遊び道具だと思って噛み付いてくることも!
●猫に構いすぎ
あまりにも猫を構うと鬱陶しいという意味で、
噛まれるだけでなく猫キックまでされることもあります。
●甘えている
猫は甘えている最中に突然噛んできます。
我家の猫も顔をザリザリ舐めてくるのですが、勢い余って噛まれたことが何度も…。
甘えすぎて興奮してしまうと噛む行動に走る猫は多いです。
猫が二の腕を甘噛みするときのしつけ方
しつけ方は主に3つありますので自分に合ったものを試してみてください!
●叫ぶ・大声を出す
噛まれた時に大きな声で猫に向かって叫びましょう。
素直に「痛い」で大丈夫ですが、このとき大声を出すことが大切!
急に近くで大声を出されると猫はびっくりしますし、
何より猫は突然大きな音がすることを嫌います。
続けている内に「噛んだら飼い主が叫ぶ」と学習していき、
やはり好き好んで叫ばれたくはないため、することもなくなりおすすめ!
●押し返す
噛まれた時に二の腕を猫の口へ入れるようにして押し返しましょう。
離そうとすればするほど噛み続けますが、押し返されたら
猫もびっくりして思わず口を離してしまいます。
こちらも続けていく内に二の腕を噛むと嫌なことがあると学習してくれます。
●噛み返す
猫が二の腕を噛んできたら飼い主も猫の腕を思いっきり噛んでください。
もちろん外傷や骨折などがないレベルにしなければなりませんが、
確実に猫が痛いと思う力で噛んでみましょう。
これは噛まれると痛いということを一発で学習し効果てきめんですが、
飼い主としても愛しい猫を噛むのは気が引けますし勇気が必要ですね…。
猫が二の腕を甘噛みするときの予防法は?
しつけと同時に予防しておくことも大切です!
お困りの方は1度試してみてくださいね。
●おもちゃを与える
歯が痒かったり、二の腕を獲物と見ている場合には
おもちゃを与えて、それで遊ばせるようにするのが最適です。
そうしている内におもちゃを噛んだりして満足するようになるので、
飼い主の腕には興味がなくなってきます。
●猫に構うのはほどほどに
猫にもそのときの機嫌があり、機嫌が悪いときに触りまくるのは禁物。
あんまり飼い主に構われたくないときなどにしつこくすると追い払うために噛みますので、
猫がリラックスしていたり甘えたいモードのとき以外は
猫の様子を見ながら過剰に構わないよう気をつけることが大切です。
●雄の場合は去勢
オスは交尾のときにメスの首元を噛みますが、たとえ発情していても
1匹で室内飼いだと残念なことにメスとは出会えません。
その欲求不満状態を人の二の腕で我慢といいますか代用していることも!
これを防ぐためには去勢しかないので、手術可能な時期が来たら行いましょう。
まとめ
二の腕は寝転んでいるときなど噛みやすい位置にありますが飼い主は辛いもの。
噛んでこないようにしっかりとしつけをし、
愛猫がどうして二の腕を噛んでくるのか原因を探り、
それに合った予防をしておくことが大切です。
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