飼い猫が猫エイズだと診断されたら、不安や心配でいっぱいになる飼い主さんも多いでしょう。
猫エイズは、血液や唾液が直接的に粘膜に接触することで感染してしまいます。
人間の病気にもエイズがありますが、感染した猫と接触した場合、人間にもうつってしまうのでしょうか?
飼い猫が猫エイズになってしまった場合、普段の生活の中でも、感染を広げない・病気をもらってこないための対処法があるようです。
残念ながら、末期まで進行してしまった場合の症状も、併せてご紹介します。
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫エイズは人にもうつる?
猫エイズウイルスと人間のエイズウイルスは、同じ仲間ではありますが、猫から人間にうつることはないので、心配はないでしょう!
ウイルスは、DNAの形とウイルスの形が似ているものでないと、増殖できないと言われています。
猫エイズウイルスの形は、人間のDNAの形とは全く違うので、感染することはないです!
同じように、猫のDNAの形と、人間のエイズウイルスの形は違うので、人間から猫に感染する可能性はないでしょう。
猫エイズは、あくまでも猫同士でうつる病気になります。
猫エイズに感染している猫に噛まれたり、猫エイズの母親から生まれた子猫は、感染していることが多です。
ただ、猫ひっかき病や皮膚糸状菌症など、猫からうつってしまう病気はあるので、猫エイズになっているかにかかわらず、手洗いなどは大切でしょう!
猫エイズがわかった時の対処法
飼い猫が猫エイズになってしまった時には、完全室内飼いがオススメです!
感染した猫が外に出てしまった場合、他の猫が感染する恐れもありますが、他の病気にかかってしまう可能性があります。
猫エイズになってしまうと、免疫細胞を破壊されて新しい免疫が作られず、体が弱っている状態です。
健康な状態なら何でもない病気でも、すぐに重篤化してしまう危険性があります!
もしも、多頭飼いの場合には、他の猫との接触を控えた方が良いかもしれません。
猫エイズウイルス自体の力は弱いので空気感染はしませんが、何かの拍子に血液や唾液に触れてしまうこともあるでしょう。
家の中で感染を広げないためにも、隔離して猫を守ることをオススメします。
猫エイズは、ストレスによって、発症が早まるとも言われているようです!
逆を言えば、猫がストレスを溜めない生活を送れれば、発症が遅くなる可能性があるということになります。
ご飯や飲み水、トイレ環境、コミュニケーションの頻度など、ストレスの原因は猫によっても様々です。
飼い猫が、静かに安心して休める場所を確保してあげることも、大切なことになるでしょう。
猫エイズの末期の症状は?
猫エイズが発症して末期まで進行してしまうと、様々な病気に負けて、体重減少や酷い貧血状態、最後には衰弱死してしまうことが多いです。
ですが、猫エイズに感染したからと言って、すぐに猫が死んでしまうわけではありません。
猫エイズ感染の初期症状は、下痢や発熱、口内炎などがありますが、時間が経つと治ることが多いようです。
その後には、全く症状の出ない、無症状キャリア期というものがあります。
症状のない期間は4年?10年あると言われているので、そのまま寿命を全うできる可能性もあるでしょう!
ただ、ウイルスは体の中で着々と進行しているので、猫同士での感染や、生活習慣には注意した方がいいですね。
もしも、病状が進行してしまっても、免疫力を高める治療や、猫に必要以上の負担をかけないようにするだけで、長生きさせることは可能でしょう。
飼い猫の病気は、こちらまで辛くなってしまいますが、獣医師さんと相談しながら、治療を進めていくことをオススメします。
さいごに
猫エイズは人にうつるのか、対処法や末期の症状も併せてご紹介しました。
猫エイズは、感染から発症まで、比較的ゆっくりと進行していくのが特徴です。
感染した猫を外に出さないようにするだけでも、他の病気にかかりにくくなるので、悪化を防ぐためには、必要ではないでしょうか?
猫エイズに感染した猫の血液などに接触しても、人間や他の動物にはうつりませんが、猫同士にはうつるので、多頭飼いは注意ですね!
猫エイズに感染しても、長く生きられないわけではないので、悲観的にはならず、飼い猫が暮らしやすいように環境を整えることが大切でしょう。
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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