人間は感情でも涙を流しますが、猫が涙を流すことはありません。
ただ、感情ではなく、眼にゴミが入ってしまったり、必要な栄養を眼に行き渡らせるために涙を流すことはあります。
涙の色は人間と同じ透明ですが、炎症や病気で赤茶色の涙になることもあるようです。
中には、最悪の場合、視力の低下を引き起こす病気が隠れていることもあります。
愛猫の涙が赤茶色になってしまった場合、どのような対処をすればいいのでしょうか?
では早速見て見ましょ?(・∀・)
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫の涙が赤茶色になるのは?
猫は涙を流すことで眼の保護をしています。
ですが、涙の量が多かったり、色が赤茶の場合には、何らかの炎症や病気を起こしていることが多いです。
涙があふれて止まらなくなる「流涙症(りゅうるいしょう)」という症状になっている可能性もあります。
いつも涙を流しているので、眼から鼻にかけて涙の通った後が茶色に変色する涙やけの症状もあります。
目やにも出やすく、瞬きが多いのが特徴で、鼻の脇に湿疹ができることもあるようです。
ペルシャやエキゾチックなどの鼻が低い猫は、先天的に鼻涙管が狭いので、流涙症になりやすいと言われています。
発症には、両目の場合と片目の場合があるようです。
猫の涙が赤茶色になる病気
先に説明した流涙症を引き起こす病気には先天性のほかに4つの原因が考えられます。
くしゃみや鼻水などの風邪のような症状も出てくることもあるようです。
ウイルス性のほか、異物などが眼に入ってしまう事で発症します。
自然治癒はせず、逆に治りにくくなったり、免疫の低下でぶり返してしまいます。
眼が充血していたり、眼がしょぼしょぼして痛そうにしていたら可能性は高いでしょう。
重症化してしまうと、角膜が白濁して視力の低下につながってしまいます。
眼と鼻をつなぐ鼻涙管や涙道の一部の涙小管という所が狭くなったり、詰まってしまうことで起こるようです。
鼻水が出たり、重症化すると食欲の低下や元気がないなどの症状も現れます。
目頭側にある白い膜の事を言いますが、通常は隠れて見えることは少ないです。
ですが、眼の外傷や細菌ウイルス感染、栄養障害、神経系の障害などで、瞬膜が突出してしまうことがあります。
結膜炎が起きやすくなるので、赤茶色の涙が出ることがあり、流涙症にもなりやすいでしょう。
猫の涙が赤茶色になった時の対処法
猫の涙が赤茶色だと気づいたときに対処しないと、治りにくくなったり、細菌感染を起こして皮膚病を併発することがあります!
早めに動物病院へ連れて行き、治療をすることをオススメします。
原因が結膜炎や角膜炎の場合、病気の度合いから、抗生剤の投与をしたり、点眼薬での治療になるでしょう。
鼻の病気と診断された場合や先天性の場合には、酷い時には外科手術になることがあります。
ですが、ほとんどの場合、生活に支障がないと判断されれば、点眼薬での治療が主になるようです。
細菌感染しないように、涙をこまめにふき取ってあげることも対処法になりますよ!
流涙症自体は命にかかわる病気ではありませんが、ずっと涙を流していることで、猫にも負担がかかってしまいます。
愛猫に辛い思いをさせないように、飼い主が気にかけてあげる必要がありますね。
さいごに
猫の涙が赤茶色の場合についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
重症化させないためには、猫の異変に早く気付くことが大切になりますが、猫の毛色によっては涙の色が気付きにくいこともあります。
そんな時には、ティッシュやガーゼなどでふき取って確認してみるといいでしょう。
ただ、涙の色が透明だから大丈夫ということでもないようで、同じように涙の量が多い場合には、異常が起こっている場合が多いので注意が必要です。
不調に気づくために、猫とのコミュニケーションも大切にしたいですね!
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント