なんとなく飼い猫に元気がない場合には、「風邪でもひいたのか?」と心配になりますよね。
猫の風邪の症状は、人間と似ている部分もありますが、ウイルスによって、様々な症状が現れることもあります。
具体的には、猫が風邪をひいた時の症状は、どのようなものがあるのでしょうか?
猫が風邪をひいた時の水分補給の方法や、家でできる事についてもご紹介します!
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫が風邪をひいた時の症状は?
猫の風邪の主な症状は、鼻水やくしゃみ、発熱、食欲不振が多いでしょう。
また、感染したウイルスによっては、結膜炎や口内炎、舌の炎症などの症状もあるそうです。
呼吸器官が未発達の子猫の場合には、猫風邪から肺炎になってしまうこともあると言われています。
免疫力が弱い子猫や老猫は、猫風邪の症状が重篤化して命に関わることもあるので、注意が必要です!
猫風邪での食欲不振の原因は、発熱の他にも、鼻づまりが酷い事や、口内炎などで痛みがあることも考えられます。
猫は、味よりも匂いでご飯を判断するので、鼻がつまってしまうと、美味しい匂いが分からなくなってしまうのでしょう。
猫に口内炎や炎症がある場合には、食べる時に痛みがあり、口をつけないことが多いかもしれませんね。
猫風邪に一度感染してしまうと、症状が治まったとしても、ウイルスが完全に消滅することはなく、身体の中に残った状態になります。
人間の場合だと、インフルエンザのようなものだと言われているので、症状が軽いうちに、病院で治療を受けることがオススメです。
猫が風邪をひいた時の水分補給の方法
猫は元々、水分補給をあまりしない動物ですが、あまり長い間水分を取らないと、脱水症状が起こる危険もあります。
猫が発熱や体調不良であまり動けない場合には、猫がいつも寝ている近くに、水の容器を置いてあげるといいでしょう。
水の温度は、冷たいものよりもぬるま湯の方が、猫が好んで飲む事も多いです。
また、用意する水は、いつまでも置きっぱなしではなく、できるだけ新鮮なものに交換してあげるといいでしょう。
ドライフードよりウェットフードを与えることでも、水分補給になりますよ!
どうしても猫が水を飲んでくれない場合には、スポイトなどで口の端から飲ませる方法もありますが、ちょっと難しいかもしれません。
猫の症状が悪化する前に、かかりつけの獣医師さんに相談すると安心でしょう。
猫が風邪をひいた時に家でできる事は?
飼い猫が風邪をひいてしまった時には、静かにゆっくり休めるような環境を作ってあげることが大切でしょう。
また、与えるご飯はドライフードよりも、ウェットフードの方が消化が良く、食べてくれることも多いです。
胃に負担がかからないように、少量ずつ与えてもいいですね。
猫がご飯を食べてくれない時には、匂いが強くなるように、ご飯を人肌くらいに温めてみることもオススメします。
それでも食べてくれない時には、猫の口元近くにちょっとだけご飯をつけてあげると、舐めとって、自分から食べてくれるようになるそうですよ。
猫に目やにや鼻水の症状がある場合には、頻繁に、濡れたガーゼなどで優しく拭きとってあげるといいでしょう。
ただ、猫風邪自体は人間にはうつりませんが、結膜炎を発症する可能性があるので、手洗いは徹底しておくといいですね。
猫は、体調が悪いと、体力を温存するために物陰から動かなくなることも多いですが、そっと見守りながら、体調の変化は確認しておきたいですね。
さいごに
猫が風邪をひいた時の症状や水分補給の方法、家でできる事についてご紹介しました!
猫風邪が原因で命を落とすことは少ないですが、食欲不振や脱水症状、他の病気の併発などで、危険な状態になることは考えられます。
特に、免疫力の弱い子猫や老猫などは、注意が必要ですね!
飼い猫が風邪をひいてしまった時には、人間と同じように、適切な治療と安静、水分、栄養が大切になるでしょう。
猫風邪は、混合ワクチンで予防できるものなので、重症化させないためにも、定期的な摂取をオススメします。
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