子猫が家に慣れて、落ち着いて暮らせるためには、もらってきた初日の過ごし方が大切なんだそうです!
子猫を里親でもらう初日は、ワクワク・ドキドキした気持ちだと思いますが、飼い主さん以上に、子猫はドキドキしているかもしれませんね。
子猫をもらった時の初日の過ごし方は、どうすればいいのでしょうか?
子猫の手入れ方法や、環境づくりについてもご紹介します!
子猫の里親でもらった時の初日の過ごし方は?
子猫の可愛さに、すぐに構ってあげたくなってしまいますが、もらってきた初日は、しばらく子猫をそっとしてあげることが大切です。
猫は、環境の変化に敏感なので、今までとは違う知らない場所に来たことで、不安を感じている可能性があるでしょう。
子猫自身が部屋の中を歩き回って、色々なニオイなどを確認するので、見守ってあげるだけで大丈夫です!
子猫の性格によっては、部屋や家具の隅に隠れてしまい、出てこないこともありますが、無理に引きずり出すと逆効果になるでしょう。
子猫の安全を確保する必要はありますが、基本的には、猫が自分から出てくるまで、待ってあげることが大切です。
子猫がだんだんと落ちついてきた様子なら、トイレの場所や、ご飯・お水場所を教えます。
子猫を優しく抱えて、誘導してあげるといいでしょう。
どうしても子猫が物陰から出てこない場合には、子猫の近くにトイレやご飯・お水を置いてあげます。
もらってきた初日は、子猫も慣れないことが多いので、様子を確認できるよう、最低でも1日は一緒にいてあげることがオススメです。
子猫は、お腹が空けばご飯を食べてくれますが、環境の変化に戸惑ってストレスを感じてしまい、全く口をつけないこともあります。
子猫の場合、半日?1日以上の空腹状態が続いていてしまうと、低血糖で危険な状態になることも考えられるでしょう。
また、排泄を全くしない場合でも、尿毒症などの病気になってしまうことがあります。
臆病で警戒心が強い性格の子猫ほど、咄嗟のことにも対応できるよう、構いすぎずに見守ることが大切です。
子猫のお手入れの仕方
子猫のお手入れには、ブラッシング、耳掃除、爪切りなどがあります。
猫は、毛づくろいをして清潔を保ちますが、ブラッシングもしてあげることで、抜けた毛を飲み込むことを防止できるでしょう。
ブラッシングはマッサージ効果もあり、飼い主と猫とのコミュニケーションにもなります。
長毛種・短毛種に適したブラシなどもあるので、子猫の毛の長さに合わせて選ぶといいでしょう!
耳掃除では、専用のイヤーローションをコットンに染み込ませて、子猫の耳を優しく拭きます。
細かいところは、綿棒を使うと便利ですよ。
子猫の耳は汚れやすいそうで、週に1回くらいは掃除をして、清潔を保ってあげるといいそうです!
ただ、あまりにも汚れていたり、耳垢から異臭がする場合には、病気の可能性があるので、自己解決せずに、獣医師さんに相談することをオススメします。
爪切りを子猫のうちから慣れさせておくことも大切です。
猫の爪を切らずに伸ばしたままにしておくと、壁や家具で爪をとがれた時に、後が酷くなってしまいます。
猫に引っかかれた時にも、傷が深くなることが考えられるでしょう。
また、猫自身の肉球にも刺さってしまったり、歩きづらくなってしまいます!
猫の爪には血管が通っているので、自分で切ることが心配な場合には、動物病院や専門店でも切ってくれるので、利用してみても良いですね。
子猫のお手入れは大事なことですが、無理やり押さえつけると、お手入れを嫌いになってしまい、やりづらくなるでしょう。
お手入れ時間を短くしたり、嫌がったらしばらく止めるなど、子猫に合わせてあげることをオススメします。
子猫の里親の環境づくりは?
子猫が安心してくれるよう、静かで隠れることのできる場所があるといいでしょう。
子猫の場合、体が小さいので、安心できる場所を探しているうちに、家具の隙間などに隠れて挟まってしまう可能性も考えられます。
ゲージがあれば、慣れるまではしばらく子猫を中に入れて置き、時間が経った頃に、部屋に離すこともできるでしょう。
ゲージの中にトイレやご飯・お水、寝床を入れておけば、子猫にとっても安心できる場所になります。
子猫専用に部屋を開放できるのであれば、まずは1部屋に慣れてもらった後、それぞれの部屋に離す方法もありますよ。
子猫が環境になれないと、脱走をする場合もあるので、ドアや窓の開け閉めには注意が必要です!
子猫は体が軽く、環境に慣れれば活発に動くので、子猫に遊んで欲しくないものや、ガラスなどの割れ物は、しまっておくと安全でしょう。
さいごに
子猫の里親でもらった時の初日の過ごし方や、お手入れ方法、環境作りについてご紹介しました!
子猫が部屋を探索している時には、構いすぎずに一緒の空間にいて、優しく声をかけてあげることも良いですよ。
子猫のお手入れは、普段から顔や耳などを優しく撫でたり、スキンシップをとって信頼関係を築いておくことで、嫌がりにくくなると言います。
環境でストレスを感じないよう注意しながら、子猫の成長を見守っていきたいですね!
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