猫にご飯をあげても、前よりも食いつきが悪くなったり、ご飯が残っているのに、新しいご飯を要求するように鳴いたり…ということがあるでしょう。
一般的に、猫がご飯に飽きてしまった状態ですが、どのような原因があるのでしょうか?
飽きてしまった時の対処法や予防方法についてもご紹介します!
大人の猫に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫が餌に飽きてしまう原因は?
猫がご飯に飽きてしまう原因には、狩猟動物だったころの習性が、関係していると言われています。
猫は昔、狩りをして食料を調達していましたが、毎回、同じ獲物をしとめられるわけではなかったでしょう。
現代の飼い猫は、狩りをする必要もなくなりましたが、潜在的にそのことを記憶していると考えられています!
そのため、同じご飯を食べ続けていると、段々と飽きてくる可能性があるのでしょう。
ご飯の保存などによっては、猫が飽きたわけではなく、品質が落ちていることも考えられます。
猫は、ご飯を匂いで判断するので、匂いが飛んでしまったものは、口を付けないことが多いでしょう。
特に、ドライフードは湿気たり、匂いが飛びやすいので注意が必要です!
ウェットフードの場合には、傷みやすいので、特に夏場には、そのままにせず、猫が食べる様子がなければ、下げてしまった方が良いでしょう。
また、猫のご飯が入っているお皿などの清潔さや、ご飯の場所の環境によっても、ご飯を食べない原因になると言われています。
ご飯を食べなくなった他にも、元気がなかったり、気になる様子がある場合には、口内炎や歯周病など、病気の可能性もあるでしょう。
猫が餌に飽きてしまった時の対処法
猫がご飯に飽きてしまって食べない時には、猫用のかつお節やマタタビなどのトッピングを増やすことがオススメです!
ただ、トッピングが多いと、余計にご飯を食べない原因になってしまうので、あくまでも“ちょい足し程度”に押さえることが大切でしょう。
ウェットフードの場合には、人肌程度に温めてみると、匂いが強くなり食べてくれる可能性が高いようです。
どんな方法を試しても、猫がご飯を食べてくれない場合には、ご飯を変えてしまうのも、いいかもしれません。
ですが、急にご飯を変えてしまうと、下痢や嘔吐などの体調不良が起こることもあります。
特に、猫が消化することが苦手だと言われている、穀物系の成分や添加物が入っているご飯は、注意が必要です!
新しいご飯を与える時には、今までのご飯に新しいご飯を少量ずつ混ぜて、様子を見ていくと安心でしょう。
もしも、猫が1日経ってもご飯を全く食べない場合には、命の危険があります!
病気が隠れていることもあるので、獣医師さんに相談することがオススメです。
猫が餌に飽きた時の予防法
先にもお話ししましたが、猫は、同じご飯を食べ続けることに飽きてしまうことが多いです。
そのため、ご飯の変更が上手くいったとしても、数年後、早ければ何ヶ月か後には、同じように飽きてしまうことが考えられるでしょう。
その連鎖を防ぐことを期待できるのが、複数のご飯でローテーションを作ることです!
通常、ご飯は1種類だけという家庭が多いですが、ご飯を複数用意しておくことで、猫がご飯に飽きることを予防できるでしょう。
できれば、ご飯の成分は、穀物系や添加物が少なく、肉や魚が主成分になっているものをオススメします。
ご飯を追加する時には、お試し用などの小袋タイプを購入して、猫が気に入ってくれるかどうか、様子を確認して決めていくといいでしょう!
さいごに
猫が餌に飽きてしまう原因や対処法、餌に飽きた時の予防法についてご紹介しました!
猫がご飯に飽きてしまうことは、本来の習性が関係しているので、多くの飼い主さんの悩みでもあるでしょう。
猫がご飯を食べてくれない時には、単純にご飯を変えるだけではなく、ご飯自体の品質などの確認も必要です。
猫がいつまでもご飯を食べないことは、何らかの体調不良を訴えている場合もあるので、心配な時には、獣医師さんに相談することをオススメします!
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