乾燥していると喉や鼻が痛かったり声がかすれてしまいますが
あまりにも湿気が多すぎるとじめじめ気持ち悪かったりしますよね。
人が快適な生活をしていく上でかかせないのが湿度調節です!
ただこの湿度…実は猫にとっても重要なんです!
この記事をご覧になっている飼い主さんは
猫にとって最適な湿度がどれくらいなのか知りたい方が多いと思います。
そこで今回は猫のための具体的な湿度対策や猫にとって快適な湿度、
多湿過ぎるときの猫の症状などをお伝えしたいと思います!
猫の為の湿度対策は?
猫にとって快適な湿度となるためにはどうやって対策していけばいいでしょうか。
基本的に湿度の調節は人が対策するときと同じです。
具体的な方法を湿度が低い場合と高い場合、それぞれ見ていきましょう!
●湿度が高い場合
除湿機がある場合は除湿機で湿気を取り除くと手早く簡単に湿度調節できます!
除湿機が家にない場合はエアコンのドライ機能を使いましょう。
除湿機もエアコンのドライ機能もないとなった場合は竹炭を部屋においてみてください。
竹炭は物質の吸着力・消臭力に非常に優れており備長炭の10倍とも言われています。
お金もそこまでかかりませんのでぜひ試してみてくださいね!
●湿度が低い場合
除湿機よりは持っている方も多いと思うのですが、加湿器で加湿するのがおすすめです!
ただ注意してほしいのが似た形状のアロマディフューザは使用しないように!
使用しても構いませんがアロマは猫にとって有害なので水のみを使い、部屋を加湿しましょう。
加湿器もアロマディフューザも何もない場合は洗濯物を部屋干しするのもおすすめです!
我が家は常に部屋干しなのですが、10キロの洗濯機いっぱいのものを部屋に干すと
室内の湿度は+10〜20%になりますので目安にしてみてください!
猫が快適な湿度
猫にとって快適な湿度は40〜60%と言われています。
なかなか幅が広くてどれくらいがちょうどいいのか不明確ですよね。
この範囲であれば猫にとっては快適なので問題ないのですが、
おすすめは50%前後に保つことです!
湿度が50%を超えるとダニやカビが繁殖するようになり、
湿度が上がるに連れその数は増えていきます。
反対に湿度が40%になると次はウイルスやバクテリアが出てきます。
なのでどちらにも影響を与えない湿度にしておくのが安心です!
湿度が高すぎる時の猫の症状は?
実は湿度が高すぎると猫にも悪影響が出てくることが!
実際どのような症状が出てしまうのかお伝えしたいと思います。
●皮膚病にかかりやすくなる
湿度が高すぎるとカビやダニなどが増えてきます。
その結果真菌症になってしまったり、ダニが住み着くようになってしまうことも!
また折れ耳の猫の場合は皮膚病だけではなく、耳の中が普段よりも蒸れてしまい
耳の病気になってしまうこともあるため注意が必要です。
●熱中症になる
気温の高い夏場などは高温多湿になりやすく、
戸締まりがされた部屋の中は蒸し風呂やサウナのようになります。
そこにずっと猫がいると脱水症状や、より酷い場合は熱中症になってしまうことがあります。
●動かなくなる
起きているけど動かない子と寝ている時間が長い子がいます!
これは別に病気というわけではなく、野生の名残で動かなくなるというだけです。
野生では湿気が多いときというのは雨が降る前兆であることが多いです。
そうなると獲物も隠れるため狩りにいくこともないので、猫も動かなくなります。
まとめ
猫にとっても湿度はとても大切だということがわかりました。
湿度が高すぎても病気になってしまいますし低すぎると人間が辛いことはもちろん、
猫もウイルスに感染しやすくなってしまうので最適な湿度となるよう注意しましょう。
湿度の管理方法は電気機器を使う方法から古典的な方法まで色々あるので
自分がやりやすいなと感じるもので調節するようにしましょう!
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