ゴロゴロと気持ちよさそうにしていた猫が、急に噛んできたらビックリしますよね!
猫がゴロゴロ言っているのに、噛まれてしまうのはどうしてなのでしょうか?
また、猫がゴロゴロ言うのは、「嬉しい」ということ以外にも、いろいろな理由があるそうですよ。
猫のゴロゴロ音が、人にもたらす効果についてもご紹介します。
大人の猫に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫がゴロゴロ言っていたのに急に噛む原因は?
猫がゴロゴロ言っている時に噛まれた場合には、嬉しい・幸せという感情が大きくなってしまい、抑えられなくなって噛んでしまったことが考えられます。
猫自身、どうしたらいいのか分からなくて噛んでいるので、噛んだ後には我に返ったように、その場から離れることもあるそうです。
感情が高ぶった時の噛む力はそこまで強くなく、愛情表現なので、甘噛み程度が多いでしょう。
ただ、中には、噛む行為から遊びモードになってしまう猫もいるようで、本気で噛んでくる場合があるので、ケガをしないように注意が必要です!
また、猫が撫でて欲しい場所とは違う所を触ってしまったり、撫でられることに飽きてしまった場合にも噛まれることがあります。
例え、猫から撫でて欲しいと近寄ってきたとしても、一定時間撫で続けられるのは、好まないのでしょう。
猫が嫌がっている時には、耳が後ろを向くような、いわゆるイカ耳になっていたり、しっぽを強めに振っていることが多いです。
ずっと撫で続けるよりは、ある程度短い時間で区切って終わりにして、猫がまだ撫でて欲しいようだったら再開するといいかもしれませんね。
猫によって、触られて嬉しい場所や嫌な場所は違うので、飼い猫の態度を確認しながら判断するといいでしょう。
猫がゴロゴロいう理由
猫がゴロゴロいうのは、大きく分けて4つの理由が考えられています。
・リラックスしている、嬉しい(幸せ)
飼い主さんに撫でてもらったり、日向ぼっこをしている時など、猫がリラックス状態で、幸せを感じている時にゴロゴロ言うことが多いです。
また、外出先から飼い主さんが帰ってきた時にも、寂しい気持ちから嬉しい気持ちに変わるので、ゴロゴロ言うそうですよ。
・飼い主さんに要求がある
ご飯を食べたい時など、飼い主さんに対して要求がある場合、猫がゴロゴロいうことがあります。
・母猫と子猫同士のコミュニケーション
母猫が子猫に対して、安心感を与えるために、ゴロゴロ言います。
子猫は、母親に誤って踏まれないようにするためだったり、近くに来てもらうためにゴロゴロ言って、伝えるそうです。
・不快、怖い、痛い
基本的には、猫がゴロゴロ言っているのはいい意味なのですが、ケガをしていたり、喧嘩の時などにもゴロゴロ言うことがあります。
この時のゴロゴロには、鎮痛や多幸感を得られる、エンドルフィンという神経伝達物質を分泌する働きがあると考えられているそうです。
他にも、ゴロゴロ音が骨に刺激を与えて、新陳代謝を高め活性化させる働きもあると言われています。
リラックスしている時や母猫・子猫のゴロゴロ音は中低音なのですが、不快などの時にはもっと低く、要求の場合には反対に高くなるそうです!
人の耳では聞き分けが難しいですが、猫の雰囲気なども併せて判断してみると、わかりやすいでしょう。
猫のゴロゴロが人にもたらす効果とは?
猫がリラックスしている姿は、見ているだけでも癒されますが、猫のゴロゴロ音にも癒し効果があると言われています!
猫のゴロゴロ音の周波数は、25ヘルツくらいなのですが、20?25ヘルツの音は、人の副交感神経系を優位にする働きがあるそうです。
副交感神経には、体の緊張をほぐして、ストレスを軽減させてリラックスさせる働きがあります。
また、低周波には、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促す働きもあるそうです。
この効果は、猫好きの人はもちろん、そうじゃない人でも、良い影響があるという研究データがあるそうですよ。
さいごに
猫がゴロゴロ言う仕組みは、人でいう喉仏の辺りにある喉頭の筋肉が収縮して、声帯が振動するためという話がありますが、詳しいことは分かっていないそうです。
また、猫によっても、ゴロゴロ言わない子もいるそうですよ。
ゴロゴロ言わない猫でも、飼い主さんにすり寄ってきたり、他の方法で愛情表現をしていれば、リラックスしていると判断できるでしょう。
いろいろな理由がある猫のゴロゴロ音なので、様子を確認しながら、コミュニケーションをとってみてくださいね。
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