我が家は保護猫6匹と生活をしています。
我が家では玄関の一輪差しに生花を飾っているのですが、猫ちゃんにとって毒になる花があるのを知りました。
調べてみると猫ちゃんにとって有害な植物は700種類ほどあるそうです。
全部は書ききれないので、猫ちゃんにとって毒性が強いものを書いていきたいと思います。
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫に危険な花はどれ?
○ユリ(ユリ科の植物全般)
猫ちゃんにとっては解毒できないほどの猛毒です。
腎臓障害が引き起こされます。花を生けた花瓶の水を飲んだだけでも中毒症状を引き起こすことがあります。
残念ながら治療は難しく、数日で腎臓の機能を失い死亡してしまう事がほとんどです。
○紫陽花(アジサイ科)
紫陽花は人間にとっても有害ですが、猫ちゃんにとっても有害な花になります。
嘔吐・過呼吸・痙攣などを起こし、最悪死に至ることもあります。
○彼岸花
室内に彼岸花を飾る家庭は少ないと思いますが、もし猫ちゃんが口にした場合、嘔吐・下痢・心不全・昏睡状態から死に至ることもあります。
○チューリップ
チューリップは心臓への毒があり、猫ちゃんが口にすると心臓の鼓動の異常・嘔吐・下痢・痙攣を起こし呼吸困難から死に至ることもあります。
猫に安全な花
○バラ
バラは猫ちゃんが嗅いでも間違って口にしても安全です。
しかもバラは種類が多いため、飾る場合も色々なバラが楽しめます。花屋に行っても季節になると様々なバラが売られているために候補に入れておくと安心です。
ただし一緒に飾られることが多いカスミ草は猫ちゃんにとって毒があります。少量ならばOKかもしれませんが、下痢・嘔吐などの症状がありますので、花束などで一緒に入っていたら抜いたほうが安心です。
○ガーベラ
こちらの花も品種が色々とあり華やかなお花ですよね。
猫ちゃんにも安心ですので、年間を通して流通しており割とお値段もお手頃ですのでオススメです。
○胡蝶蘭
よくお祝いなどで頂く胡蝶蘭ですが、蘭科の植物も猫ちゃんに安心な植物ですので室内で鑑賞して大丈夫です。
○カモミール
ハーブティーなどでもお馴染みのカモミールも猫ちゃんが食べても大丈夫な花になります。
白くて可憐な花はガーデニングなどにも役立ちますね。
猫が花を食べてしまった時の対処法は?
誤飲で一番大切なことは正確な情報を獣医師に伝えることです。
『いつ・何を・どのくらいの量を』最低限この情報は正しく伝えましょう。
処置としては胃洗浄・点滴による毒素の排出が主になると思います。
1番に猫ちゃんにとって毒になるものを室内に入れない事です。
花を楽しみたいのでしたら、室内には猫ちゃんに安全な花を飾り、庭やベランダなどでガーデニングを楽しみ、猫ちゃんは外に出さないように気を付けましょう。
特に上記に書いた花は猫ちゃんにとっては毒ですので誤飲した場合は、すぐに動物病院へ連絡をし獣医師の指示を仰ぎます。
さいごに
猫ちゃんは好奇心旺盛な動物ですので、個体差もありますが初めて見る物に興味津々だったりします。
誤飲は飼い主さんの注意で回避できることが多いです。猫ちゃんの安全を守ってあげましょう。
我が家も玄関のシューズボックスの上に一輪差しを置いて花を楽しんでいますが、たまに一輪差しを落として割ってしまう事があります。
知人にとても素敵な一輪差しをプレゼントで頂いたのですが、割られるのが怖くてしまい込んだままになっていました。
流石にしまい込むにはもったいない!!と思い飾るようにしたのですが、その時に猫ちゃんの苦手な柑橘系の芳香剤を一輪差しと一緒にシューズボックスに置くようにしました。
お陰で今のところはまだ一輪差しを割られていません。
もし花瓶を倒されてお悩みの方は一度試してみて下さい。
猫ちゃんに安全な花を飾って、楽しい猫ちゃんライフとお花生活を送ってくださいね。
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