猫の祖先は砂漠地帯に住むヤマネコなので、その名残から、あまり多くの水分を摂取しなくてもいい体質です。
必要な水分量は猫の体重によって異なりますが、一日150ml?200mlが一般的だと言われています。
水の減りが明らかに早かったり、水を飲む量が倍以上に増えているようだったら、要注意です!
それに加えて排尿の量や回数が増えていたら、病気が隠れている可能性もあります。
そのままにしておくと命の危険があることも多いので、早期発見が必要です。
具体的にはどのような病気が考えられるでしょうか?
水を飲んで吐いてしまう場合や、対処法も合わせてご紹介します!
では早速見て見ましょ?(/・ω・)/
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫が水を欲しがる時の病気
上記で説明したように、本来、猫は大量に水分を欲しがる動物ではありません。
多飲多尿になっている場合に疑われる病気は、主に4つあります。
猫は水分量が少ないので、腎臓に負担がかかりやすく、結石もできやすいようです。
腎不全や腎炎などの病気に進行してしまうと、腎臓の機能が落ちて、一度に尿から排出できる老廃物が減ってしまいます。
そうなると、排尿の量が増え、体から出ていく水分が増えることで水を飲む量が増えていきます。
高齢の猫になるほどリスクが高くなっていくので、注意したいですね。
多飲多尿に加えて、食欲不振・元気がない・嘔吐・下痢・体重減少などの症状があります。
糖尿病は静かに進行していく病気で、発見がしづらいようです。
肥満が主な要因ですが、ストレスや慢性的な炎症性の疾患の場合もあり、特定が難しいと言われています。
高齢の猫や、オスに多く見られます。
ご飯を食べているのに体重が増えない、むしろ痩せてきたら、可能性が高いです。
発情後の黄体期に免疫が低下し、子宮が細菌に感染して膿が溜まる病気です。
重症になると、腎不全など臓器にも影響を与えてしまいます。
発熱や嘔吐・食欲不振・膿が溜まってお腹がポッコリしてくるという特徴があります。
早急に対処をしないと、命の危険がある病気です。
去勢していないオスは、縄張り争いや発情期の関係でケンカが多く、リスクが高くなるようです。
気づいたときに病院に行かないと、免疫の低下で貧血や腎臓病などを発症し、命の危険もあります。
子猫や若い猫は特に危険で、外に出さないようにすることが大切です。
食欲不振・元気がない・下痢・嘔吐などの症状もでてきます。
猫が水を飲んで吐いちゃう時
水を飲む量が増えて、胃の許容量を超えてしまうと、水を吐くことがあるようです。
その場合のほとんどは一過性の嘔吐で、水を飲んでから短時間の間に見られます。
元気で食欲もあるようなら、心配はいらないでしょう。
ただ、1日に何度も嘔吐を繰り返している場合は、腎不全になっている可能性があるので、注意が必要です!
猫が水を飲み過ぎた時の対処法
水をたくさん飲むことに加えて、尿の量や回数が多い場合は、動物病院でも診察をオススメします。
尿検査や血液検査をして、早期発見することで重症化を防ぐことができるでしょう。
病気が原因の他に、気温・室温の上昇や、キャットフードなどの塩分量で、水を飲む量が増えることもあるようです!
この場合、夏場にはエアコンなどで過ごしやすい環境を用意したり、キャットフードの栄養成分を見直すことが必要になります。
塩分の取り過ぎは、腎臓機能の破壊など健康の悪化にもつながるので、キャットフードの変更も考えるといいでしょう。
●まとめ
どうでしたか?
猫が水を飲むときに考えられる病気についてご紹介しました。
自分の飼い猫が、1日にどのくらいの水の量を飲んでいるのか把握することが大切になります。
明らかな変化を感じたら、動物病院に連れて行くといいでしょう。
検査をして大きな病気じゃない場合でも、手遅れになるよりはいいですよね。
大げさだと考えずに対処することが、飼い猫の健康を守ることにつながるのではないでしょうか。
「あの時病院に早く連れて行けば・・・」なんて後悔をしない為にも些細な事でも獣医さんに相談すれば多少は安心できますよ^^
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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