発情期というと、完全に成猫になってから、という印象をもつ飼い主さんも多いかもしれませんね。
「まだ子猫だから…」と、何も準備をしていないと、実は始まっていた!ということになる可能性もあるでしょう。
オス猫の発情期の行動や、対処法についてもご紹介します!
大人の猫に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
オス猫の発情期はいつから?
オス猫の最初の発情期は、平均的には生後9カ月?1年の間が多いと言われています。
ですが、早ければ生後6カ月頃から、発情期の行動をする猫もいるようです!
オス猫の性成熟は、生後3カ月頃から始まり、5カ月?6カ月頃には、精巣が十分に発達して、交尾が可能になります。
他の猫などに乗りかかるような、マウンティングの行為も、見られるようになるでしょう。
オス猫の発情期は、メス猫の鳴き声やフェロモンが関係しているので、特に時期などは決まっていないようです!
逆に、メス猫の場合には、日照時間や気温などが関係して、発情期になると言われています。
オス猫の発情期の期間は、約1週間?3週間と言われていますが、発情期とわかるサインを出すのは、3日程度だそうです。
オス猫の発情期の行動
オス猫の発情期で見られる行動には、まず、スプレー行為が多いでしょう。
スプレー行為は、普段よりも濃い尿を噴射して強い臭いを付け、他の猫に自分の存在をアピールしたり、縄張りを主張するためマーキングです。
猫が、スプレー行為をする時には、壁など向かってお尻を高く上げて、尿を噴射します。
マーキングなので、臭いが取れにくく、室内飼いの猫の場合には、家中に臭いが充満する原因にもなるでしょう!
他に見られる行動には、落ち着きがなく攻撃的な性格になる、大きな声で鳴き続けるなどがあります。
攻撃的な性格になるのは、より多く子孫を残すために、他の猫をメス猫に近づかせないための、本能だと考えられるでしょう。
大きな声で鳴き続ける行為は、メス猫に自分の居場所を知らせるためだと考えられています。
完全室内飼いで、他の猫との接触がなくても、発情期の時には、メス猫を求めて、家から脱走しようとする猫も多いです。
オス猫の発情期の時の対処法は?
猫に子供を産ませる気持ちがないのであれば、1回目の発情期を迎える前に、去勢手術を済ませておくことがオススメです!
猫は、年齢によって発情期がなくなるわけではなく、生涯にわたって定期的に発情期がきます。
1歳までに去勢手術を済ませておけば、猫の9割は発情期の行動がなくなると言われており、生殖器の病気防止にも期待できます。
猫のスプレー行為が始まると、猫を外に出してしまう飼い主さんも多いかもしれませんが、思わぬ事故や怪我の心配があります。
また、貰い手のない野良猫が増える可能性も多いので、安易に外に出すことは、対処法とは言えませんね。
もしも、手術が間に合わない、猫に子供を産ませる場合には、撥水性のシートやペットシートなどで、スプレー行為の対処をするといいでしょう!
発情期の行動は本能なので、無理やりやめさせたり、コントロールすることは難しく、叱りつけると逆効果にもなるので、注意が必要です。
猫が発情期の間には、大事な物はしまっておく、寝室などの部屋には入れない対策もとっておくと、
最小限の対応で済むでしょう!
猫は、自分のスプレーの臭いが残っている場所に、何度も繰り返すので、クエン酸や熱湯などで、臭いを出来るだけ消しておくこともオススメです。
夜鳴きが酷い場合には、昼間や夜寝る前などに、猫と一緒に遊んであげると、猫が疲れて、そのまま寝てくれることも多いと言われています。
飼い主さんが開けたドアや、窓の隙間から脱走しようとする猫も多いので、脱走対策も大切です。
猫が飛び越えられないような高さの柵を用意したり、戸締りなども、いつもより気にかける必要があるでしょう。
さいごに
オス猫の発情期の年齢や行動、発情期の時の対処法についてご紹介しました。
猫に子供も産ませるつもりがないのであれば、去勢手術を受けることがオススメです。
発情期の時期が分かりにくいのであれば、獣医師さんと相談して決めると安心でしょう!
発情期に交尾をさせないことは、猫にとってもストレスになってしまいます。
ですが、安易に子供を増やしてしまうと、面倒が見られずに、悲惨な結果になってしまうでしょう。
飼い主さん自身もきちんと責任を持って、考えていきたいですね。
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