離乳前の子猫は、ミルクを与える時間に決まりがありましたが、離乳後の子猫の場合、餌をあげる時間に決まりはあるのでしょうか?
子猫に餌をあげる時の回数と、間隔についてもご紹介します!
子猫に餌をあげる時間はいつがいいの?
離乳前の子猫には、2?3時間おきなど、時間を見て頻繁にミルクをあげる必要があります。
ですが、離乳後の子猫の場合には、特に時間の決まりはないので、飼い主さんのペースで大丈夫でしょう。
ただ、餌の時間に、大きなズレがあると、子猫も混乱してしまい、餌を食べなくなる可能性があります。
大体でいいので、毎日同じような時間帯で、餌をあげるようにするといいでしょう!
子猫が餌を食べ残してしまっても、飼い主さんが家にいる時には、20?30分くらいしたら、下げてしまうことがオススメです。
お皿の中に残った餌は、ドライの場合には酸化や湿気、ウェットの場合には、腐敗が進んでしまう可能性があります。
衛生的にも悪く、匂いが弱くなったフードは子猫も好まないので、いつまでも置いておくよりは、処分してしまう方が良いです!
また、時間を決めて餌を下げることで、ダラダラ食べの予防にもなります。
子猫のうちには沢山のエネルギーが必要ですが、ダラダラ食べの癖が成猫になっても抜けないと、肥満の原因になってしまうでしょう。
子猫の餌をあげる回数
子猫は、まだ胃が小さく、消化器系も未熟なので、成猫ほど多くの量は食べきれないでしょう。
なので、1日に必要な量の餌を、小分けに与える必要があります。
餌をあげる回数は、衛生面や廃棄の軽減を考えて、子猫が1度に食べきれる餌の量で分けることがオススメです!
また、子猫が1回で食べられる量を把握することで、“ちゃんとご飯が食べられているか“など、子猫の体調の確認にも役立ちます。
子猫に与えた餌が残ってしまうことがある場合には、1回の餌の量が多い可能性が考えられるでしょう。
子猫の中には、与えられた分だけ餌を全部食べて、その後、下痢や嘔吐をする子もいます。
子猫自身や成長によっても変化があるので、その時々で確認しながら、餌の回数や量を調整することも必要です。
子猫の餌のあげる間隔は?
子猫の餌の間隔は、餌をあげる回数などで考えて、決めていくと楽です。
例えば、餌の回数が1日に4回で朝・昼・夕・夜の場合、大体5?6時間くらいの間隔で与えていくといいでしょう。
餌の消化に時間がかかる子猫もいるので、最初は様子を見ながら、子猫が餌を欲しがるタイミングで判断することもオススメです。
飼い主さんが、外出などで家を空ける時には、子猫の餌の間隔が空きすぎないように、注意が必要でしょう。
子猫に餌をあげる間隔が空きすぎると、餌をがっついて食べてしまい、嘔吐する原因にもなります。
また、子猫が餌をまったく食べない時間が、8?16時間経過してしまうと、肝リピドーシス(肝脂肪)を起こす危険性もあるようです!
肝リピドーシスを起こしてしまうと、最悪の場合、命を落としてしまうこともあります。
長い時間家を空ける時には、餌の量を多めにしておくと、いいかもしれませんね。
さいごに
子猫に餌をあげる時間や回数、餌の間隔についてご紹介しました!
餌をあげる時間は、飼い主さんのペースでいいのですが、毎日同じような時間で、餌をあげることが大切です。
猫は、ちょこちょこと餌を食べる習性がありますが、長い時間の置き餌は、外出時以外には止めた方が良いでしょう。
1日に必要なエネルギー量は変えずに、回数や量を調整することで、食べ残しや食べ過ぎの予防にもなります。
子猫の時に覚えたことは、成猫になっても忘れないので、早いうちから習慣づけておくといいでしょう!
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