猫のボケ始めの症状は?対処法と予防法はある?

老猫
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ほとんどの猫は、1日寝ている時間も多く、猫のボケ始めに気づかない飼い主さんも多いと言います。
また、ボケの症状は高齢猫に多く、一種の老化現象だと感じてそのままにしてしまい、悪化させてしまうこともあるようです!
猫のボケ始めに気づくためには、どのような症状に気をつけたらいいのでしょうか?
猫がボケた時の対処法や、ボケの予防法についても併せてご紹介します!

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猫のボケ始めの症状は?

猫のボケの症状は、認知症が原因だと言われていて、人間と同じような症状が現れます。

*ご飯を食べたかどうか忘れてしまい、いつまでもご飯をねだる(食欲旺盛になる)
*トイレの場所を忘れて、粗相が増える
*今まで夜鳴きをしなかった猫でも、急に夜鳴きをするようになる
*同じ場所を徘徊したり、落ち着きがなくなる
*極端に憶病になって、いつも物陰に隠れている

認知症が進行すると、飼い主さんの顔や周りのものが分からなくなり、攻撃的になることもあるそうです!

猫の認知症は、10歳?15歳くらいに多いと言われていますが、猫によっても個体差が出てくるでしょう。
最近では、医療の発達や完全室内飼い、ご飯の質が良くなったことで、猫も高齢まで生きられるようになっています。
昔は、猫が10歳まで生きられることは稀だったので、認知症を発症する前に亡くなることが、ほとんどだったのでしょう。
猫の認知症については、まだ解明されていないこともありますが、猫と人間の脳の構造が似ていることが関係しているのでは?と言われています。

認知症の症状は、甲状腺機能亢進症など、他の病気で起こる症状と似ているものがあるので、注意が必要です!
また、高齢猫はトイレの粗相が多くなりますが、自己判断はせずに、獣医師さんに診てもらうことをオススメします。
認知症は、若い猫の場合でも、ストレスによって引き起こされることもあるので、過信しないことも大切です。

猫がボケた時の対処法

飼い猫がボケてしまったと気づいた時には、何とも言えない気持ちになることでしょう。
認知症にかかってしまうと、完治はすることはなく、軽減させる治療を受けることになります。
飼い主さん自身も、猫にストレスがかからないよう、対処することが大切になるでしょう。

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猫の粗相が多い場合には、床にペットシーツを敷き詰めたり、猫がいつもいる場所の近くにトイレを増やすことがオススメです!
留守中に、猫の徘徊やケガが心配な場合には、ゲージを用意して、猫を危険から守る対策も必要になります。
猫をゲージに入れる場合には、入れっぱなしにはせず、飼い主さんがいる時には出してあげると、過度なストレスも溜まらないでしょう。

猫が夜鳴きをする場合には、ご飯の催促や、猫自身が不安で鳴いていることが多いと言われています。
猫がご飯を食べすぎている時には、おもちゃなど他の物で気を紛らわせたり、猫が不安を感じないよう、出来るだけ側にいてあげると良いでしょう!
猫に優しく話しかけたり、猫の近くに毛布を用意してあげるだけでも、猫が安心してくれます。
猫の夜鳴きで近所迷惑になりそうな時には、防音性のマットを壁に貼ったり、隣近所に断りを入れておくと、トラブルになりにくいでしょう。
飼い主さんが寝不足になってしまう場合には、耳栓で対策をすることをオススメします。

猫のボケ予防法はある?

猫のボケ予防には、短時間でも、猫と一緒に遊んであげることが有効だと言われています。
猫がおもちゃなどで遊んで体を動かすことで、適度な刺激を脳に与えることが出来るでしょう。
また、猫にブラッシングをしたり、優しく撫でて話しかけることでも、猫の健康状態のチェックが出来るのでオススメです。
食生活でも、栄養面に偏りがなく、高タンパク質などの、高機能フードを与えることも良いと言われています。
高機能フードを与えることで、高齢猫がかかりやすい腎疾患や糖尿病などの、他の病気予防にもなるでしょう!
認知症に効果があると言われている、オメガ3脂肪酸(α?リノレン酸・DHA・EPAなど)を含んだシニアフードもあるようです。

さいごに

猫のボケ始めの症状や対処法、ボケの予防法についてご紹介しました!

飼い主さんは、認知症の症状だと思っていても、本当は違う病気の場合も考えられるので、自己判断は危険です。
猫のボケを早期発見するためには、定期的な獣医師さんによる診察も大切になります。
もしも、猫のボケの症状が始まってしまっても、怒鳴ったりはせずに上手く対処をして、猫を最後まで面倒看る覚悟も必要になるでしょう。

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