猫も高齢になると、様々な理由で、あまりご飯を食べてくれなくなることが多いそうです。
猫が24時間以上の絶食状態になってしまうと、肝リピドーシスという病気によって、危険な状態にもなってしまいます。
老猫は免疫力も弱くなっているので、心配ですよね。
ご飯を食べてもらうには、どのような工夫をすればいいのでしょうか?
老猫がご飯を食べてくれない時にオススメの方法をご紹介します!
老猫がご飯を食べてくれない時は?
歳を取って老猫になると、1日の活動量も減り、必要なカロリーや食事量が少なくなります。
1度に食べられる量も少なくなるので、1回分を少量にして、何回かに分けて与えると猫も食べた少なるでしょう。
また、猫はご飯を臭いで判断しますが、歳を取って嗅覚が劣り、ご飯を食べてくれないこともあるようです!
猫のご飯がドライフードの場合には、あごの力や噛む力が弱くなり、食べづらいのかもしれません。
ドライフードを細かく砕くなど、猫が食べやすい大きさにして与えてみるといいでしょう。
歯周病や口内炎にかかっている場合には、痛みや違和感があり、ご飯を食べられない可能性もあるようです。
歯周病や口内炎は、3歳以上の猫がかかる割合は80%と言われていて、高齢になればその割合は増えていくと考えられます。
猫にご飯をあげる時には、床にご飯皿を置くことが多いと思いますが、老猫になると首を下に屈めることが億劫に感じてしまう様になるようです。
猫の首に負担がかからないように、少し高さのある台を用意することをおすすめします!
猫が自分でご飯を食べることも億劫に感じている様子があれば、清潔にした指やスプーンでご飯を少量すくって、猫の口の近くに付けると舐めてくれることが多いようです。
その方法を繰り返せば、少しずつでも食べてくれるようになるでしょう。
老猫におすすめのマッサージ
猫も人間と同じように、体の調子を整えるためのマッサージ方法があるようです。
ただ、猫によっては好まない場合もあるので、猫にストレスを与えないように、様子を見ながら続けるといいでしょう。
以下は、歳を取って衰えた消化機能や肝臓・腎臓の働きを整えたり、体力や食欲が落ちてしまった老猫におすすめのマッサージです。
後ろ足の内側で、かかとの少し上の方を、外側と内側から指先で挟んでゆっくり揉みます。
首と頭の境目にも、食欲にかかわるツボがあるので、親指と人差し指で挟んで、揉んであげるといいでしょう。
お腹を触らせてくれる猫の場合には、ちょうど胃のあたりの、みぞおちとへその間を円を描くように撫でてあげてもいいようです!
マッサージをすることで猫とコミュニケーションも取れ、体を触ることで、ちょっとした不調にも気づきやすくなるでしょう。
痛みがあるようだったり炎症がある時には、病気にかかっている可能性があるので、動物病院での診察を受けることをおすすめします。
老猫の食欲を増進させる方法
老猫にご飯を食べてもらうようにするには、猫に、美味しいご飯だと思ってもらう必要があるでしょう!
ご飯の匂いを強くするために、ウェットフードは人肌に温めたり、ドライフードはお湯や猫用ミルクでふやかして与えてみると食べてくれることも多いようです。
いつものご飯に猫用のふりかけやかつお節、味付けしていないチキンの茹で汁をかけて与えることもおすすめです。
味を変えるために、数種類のフードを順番に与えたり、ご飯の他に液状のおやつを与えてみてもいいかもしれませんね!
老猫に与えるご飯は、栄養素はもちろん、消化にいいかどうかも大切になるでしょう。
さいごに
老猫がご飯を食べてくれない時についてご紹介しました!
どんな方法を試しても、全くご飯を口にしていない場合には、獣医師さんに相談することをおすすめします。
また、ご飯と同じように、猫がきちんと水分を取っているのかどうかも大切です。
老猫になるといろいろな不調が出てきて、飼い主の心配も大きいでしょう。
飼い猫と、残りの時間を幸せに暮らせるように考えることも、大切になってくるのかもしれませんね。
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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