猫ちゃんの平均寿命は15歳といわれていますよね。最近では長生きな子も多く20歳くらいまで生きる子もいます。私自身も一番最初に見取った子は24歳で天寿を全うしました。
そもそも猫ちゃんの老化っていつから始まるのでしょうか?
猫ちゃんそれぞれの個体差も関係しますが大体7歳からシニア期といわれます。人間でいうと45歳くらいです。
45歳ってまだまだ若いですが、猫ちゃんもまだまだ若いです!!ただこの頃からだんだんと老化が始まると考えていいでしょう。
老猫の下痢が止まらない時の対処法は?
下痢は軽視できない症状です。
原因は色々と考えられますが気を付けないといけないことが老猫は状態が長引きやすく脱水症状や体力の消耗で重症化しやすく別の病気になってしまう恐れがあります。
脱水症状を起こさないように水分を沢山補給するようにしましょう。ただし獣医師から水分制限をされた場合は指示に従ってくださいね。
また下痢が続くということは胃腸が正常に働いていません。消化の良いフードにするか、いつものフードをふやかしてあげたりして下さい。
また1回の量を減らして回数を増やして与えるのもいいですね。
老猫が下痢をしてしまう原因
猫ちゃんは繊細な動物なので病気・ストレス以外でも下痢をしてしまう事があります。
病気以外の原因を3つ挙げてみたいと思います。
○薬が合っていない可能性がある
薬によっては腸内環境に影響を与え、軟便や下痢を起こすことがあります。
薬の服用と同時に下痢を起こしている場合は一度獣医師に相談をしましょう。
○グルーミング
意外な原因としてはグルーミングにより毛玉が詰まってしまい腸管にダメージを与えてしまう事もあります。
換毛期にはしっかりとブラッシングをして抜け毛を減らしておくといいでしょう。また猫草を準備し毛玉を吐きやすくしておきます。
○人間の食べ物はNGです
猫用のフード以外を与えてしまうと消化不良を起こし下痢をおこすこともあります。
猫にとっての毒になる食べ物もたくさんありますのでキャットフード以外は与えないようにしましょう。
老猫が下痢をした時に病院に連れていく目安は?
成猫の場合は少し様子をみても大丈夫ですが7歳を過ぎた老猫は2日以上下痢が続いたら絶対に病院へ連れていきましょう。
○ウンチはどんな状態か
○ウンチの量
○回数
○日数
○色・臭い
○嘔吐はあるか
○食欲はあるか
○触った時に嫌がるそぶりがあるか
以上8点は獣医師に伝えましょう。診断の判断材料になります。
もし可能でしたらウンチも持っていくと診断に役立ちますので電話で確認した方がいいでしょう。
さいごに
猫ちゃんも平均寿命が伸びてきました。健康で長生きができるように飼い主さんも気を付けてお世話をしなくてはいけません。
老猫の場合は段々と衰え始めていますので、元気いっぱいの若者の頃と同じ判断をしては手遅れになってしまう事もあります。
7歳を過ぎたら飼い主さんも判断を変えていかなければなりません。
下痢は起こりやすい症状ですが、決して軽視できない症状ですので2日以上下痢が続くようでしたら動物病院へ行ってくださいね。
健康で長生きできるように楽しい猫ちゃんライフを送ってくださいね。
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