老猫になると、約20時間くらい寝ることが多いと言われていますが、様々な原因で寝てくれないこともあるようです!
そのことに加えて、老猫が、食欲増進や攻撃的な性格になった場合には、注意が必要かもしれません。
老猫の夜鳴きの原因や、寝ない時の対処法も併せてご紹介します!
老猫が夜寝てくれないのはどうして?
老猫が夜に寝てくれない場合、昼間に寝ていることが原因で、睡眠時間がズレている可能性があるでしょう。
また、老猫が昼間も起きているなど、睡眠時間そのものが少ない場合には、病気も考えられます!
老猫なのに、食欲が異常にあるのに痩せている、落ち着きがない、攻撃的な性格になったと感じている時には、可能性があるでしょう。
猫が寝なくなる病気には、甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能亢進症などがあり、特に老猫は、かかりやすいと言われています。
その他にも、老猫が15歳以上の場合、認知症になっていることも考えられるでしょう。
最近、粗相が多い、同じところをグルグル徘徊する、猫の名前を呼んでも無反応ということが続いている時には、可能性があります!
睡眠をとることは健康にとっても大切ですが、老猫にとっては、尚更でしょう。
病気が原因で寝ない場合、糖尿病や腎臓病などが併発する確率も高いと言われています。
老猫が睡眠をとっているのか、生活で変わったことがないか、注意して確認することをオススメします!
老猫の夜鳴きの原因
成猫の時には、ほとんど鳴かなかった猫でも、老猫になるにつれて夜鳴きが始まることが多いようです。
老猫の夜鳴きの原因で考えられているのは、目や耳などの感覚の衰えによる不安感と言われています。
通常、猫は真っ暗な中でも何があるのか判断することが出来ますが、老猫になると感覚器官が衰えてしまい、不安に陥るのでしょう。
先にお話しした、甲状腺機能亢進症や副腎皮質機能亢進症、認知症になっていても、夜鳴きの症状が出ることがあります!
また、老猫には少ないと言われていますが、何らかのストレスや、飼い主さんへの要求で鳴いていることも考えられるでしょう。
老猫が不安で夜鳴きをしている時には、老猫の側で寝たり、優しく声をかける事がオススメです。
少し大変ですが、飼い主さんが寝る前には、老猫のトイレ掃除や、ご飯と水の確認をしておくと良いでしょう。
どうしても、老猫の夜鳴きが酷い場合や、病気が疑われる場合には、獣医師さんに相談してみると安心です!
老猫が寝てくれない時の対処法は?
老猫が昼間に寝ていて、夜に寝てくれない場合、寝ている老猫の体を触ったり、話しかけることを続けてみると良いでしょう!
老猫が動けるようなら、軽い遊びに誘ってみても、夜に寝てくれるようになると言われています。
ただ、睡眠の妨害によって老猫がストレスを感じたり、必要以上に疲れたりすることもあるので、加減を見て実施することが大切でしょう。
病気によって老猫が寝てくれない場合には、動物病院での治療が主になります。
老猫が安心して寝られるように、猫が快適な温度・湿度をできるだけ保ったり、穏やかに過ごせる環境になるよう、気にかけることも大事になるでしょう。
さいごに
老猫が夜に寝てくれない原因や夜鳴きの原因、寝てくれない時の対処法についてご紹介しました!
老猫が夜に寝なくても、昼間に寝ている時にはまだ良いですが、全く睡眠していない場合には、心配です。
また、飼い主さんが寝ているのに老猫が起きていたり、夜鳴きが酷い場合、飼い主さん自身がストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、老猫を叩いたり、怒鳴ったりすることは逆効果になることが多いです。
老猫と健康的に暮らせるために、一人で悩まずに、獣医師さんに相談してみることをオススメします!
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