猫の種類にもよりますが、お腹の毛は普通でも、他の部分よりも少し薄くなっているようです。
ですが、皮膚が見えるほどハゲていたり、赤みなどがみられた場合には注意が必要かもしれません!
お腹が薄くなってしまう原因には、ストレスも関係している可能性もありますが、他にも考えらえることはあるのでしょうか?
子猫がストレスを感じてしまう環境や、ケア方法についても併せてご紹介します!
子猫のお腹が薄くなってしまう原因は?
最初にも少しお話ししましたが、子猫のお腹の毛が急に薄くなってしまった場合には、ストレスが原因の可能性があるでしょう!
猫はストレスを感じると、自分を落ち着かせるために、過剰に毛づくろいをすることが多くなります。
お腹は比較的、他の部分よりも舐めやすいので、何度も繰り返しているうちに毛が薄くなり、やがて脱毛するのでしょう。
猫の舌はザラザラしていて、通常の毛づくろいであれば、毛についたゴミやほこりを取るなど、便利な役割をします。
ですが、過剰に同じところを舐めることで、皮膚が傷つき、炎症を起こすこともあるので、注意が必要です。
中には、舐めるだけではなく、皮膚に噛みついたりする猫もいるので、普段の子猫の様子を確認してみるといいでしょう!
お腹が薄くなってしまう原因には、ストレスだけではなく、ノミやダニなど皮膚炎の可能性も考えられます。
皮膚にボツボツしたものがあったり、赤く炎症することが多く、痛みや痒みが出る場合がほとんどです。
また、子猫が歯周病などにかかっていて、唾液に細菌が混ざり、毛づくろいの時に皮膚にうつって、炎症を起こしていることもあるでしょう。
子猫がストレスと感じる環境
子猫がストレスだと感じる環境には、猫の性格などで変わりますが、引っ越しなどの新しい環境は苦手なようです。
猫は、自分の匂いでテリトリーを示して安心しています。
そのため、自分の匂いのない新しい環境は、不安と緊張でいっぱいになってしまうのでしょう。
また、慣れ親しんだ家具の配置が変わっても、ストレスを感じてしまう猫もいるようです!
人見知りの子猫の場合には、あまり知らない来客が多くても、警戒心からか、ストレスを感じてしまいます。
飼い主さんが忙しくて、あまり構えずに留守番が多い子猫も、退屈と寂しさでストレスを感じてしまうでしょう。
ですが、あまり構いすぎてもストレスを感じる場合もあるので、子猫の様子を見て判断することが大切です。
他にも、多頭外の相性、工事などの騒音、トイレの汚れ、寝床の位置など、ストレスには様々な原因があります。
ストレス状態が続いてしまうと、食欲不振や発育不良、下痢、嘔吐などの不調が出てくるでしょう。
免疫力も低下すると言われているので、元から病気に弱い子猫は、注意が必要です!
子猫のお腹が薄くなった時のケア方法
子猫のお腹が薄くなったことがストレスの場合には、ストレスの原因を取り除くことで、改善されることが多いでしょう。
ただ、子猫のお腹の皮膚が炎症を起こしている場合には、二次感染する危険もあるので、早めに動物病院で診てもらうことがオススメです!
先にお話ししたように、子猫がストレスと感じる環境には、様々なものが考えられています。
子猫のストレスが緊張や恐怖の場合、安心して逃げられるところを確保してあげるといいでしょう!
オススメの場所は、押し入れなどの薄暗くて静かな場所です。
子猫の匂いが付いたクッションや毛布なども一緒に置いておくことで、子猫のテリトリーになるでしょう。
子猫とのコミュニケーションが足りないと感じる場合には、5分でも10分でも一緒に遊んであげることをオススメします。
また、子猫の体を撫でてあげるだけでも、十分なコミュニケーションになるでしょう!
子猫のしっぽが大きく振られていたり、耳が後ろ向き(イカ耳)になっている時には、少し苛立っているので、距離を置いて待つことも大切ですね。
さいごに
子猫のお腹が薄くなってしまう原因や、ストレスの環境、ケア方法についてご紹介しました!
猫のお腹は普段、頻繁に見える場所ではないので、薄くなっていることに気づいた時には、ビックリしてしまいますよね。
子猫がストレスを感じてしまうと、元から持っている猫コロナウイルスが突然変異をして、猫伝染性腹膜炎になることがあります。
特に、子猫や免疫力の弱い猫は命に関わるので、注意が必要です!
ストレスの他にも、皮膚炎などの可能性もあるので、獣医師さんに相談してみるといいでしょう。
コメント