離乳後、子猫がウェットフードを食べることになれたら、ドライフードも食べられるように、慣れさせる必要があります。
最初は、ドライフードふやかして、食べやすくして与えていきますが、ふやかす時間はどのくらいなのでしょうか?
ドライフードの切り替え時期や、ふやかしたフードの量についてもご紹介します!
子猫のフードをふやかす時間は?
子猫用のドライフードが浸るくらいにお湯を入れ、お皿にラップをして蒸らしたら、15分くらいで柔らかめにふやかすことが出来ます。
フードが、人肌くらいに冷めたことを確認してから、子猫に与えるといいでしょう。
ふやかす時間を短縮したい場合には、冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと、5分くらいでふやけるそうです!
また、熱湯を使うと、早くフードがふやけるという話もあります。
ですが、ドライフードに含まれているビタミンなどの栄養成分が、熱によって破壊されてしまう恐れもあるので、注意が必要でしょう。
ドライフードを袋などに入れて、叩いて細かくしてからふやかすことも、オススメします!
ミルクを好む子猫の場合には、子猫用のミルクを使ってドライフードをふやかすか、少量混ぜてみると、食いつきもよくなるでしょう。
ふやかすために使った、お湯やミルクは捨てずに、そのまま子猫に与えてしまっても大丈夫です。
フードをふやかすことは少し手間ですが、作り置きをしておくと、衛生的にもよくなく、風味も落ちてしまいます。
毎食ごとに、子猫にご飯をあげる時間の少し前くらいから、フードをふやかしておくといいでしょう!
子猫が食べ残してしまったフードも同様に、衛生面や劣化の問題があるので、しばらくしたら捨ててしまうことがオススメです。
子猫のドライフードの切り替え時期
ウェットフードからドライフードに切り替える時期は、乳歯が生えそろう1?2カ月頃から始めるといいでしょう。
最初は、ウェットフードに、ふやかしたドライフードを少量混ぜて、様子を見ます。
下痢や嘔吐などの体調の変化もなく、子猫が食べてくれるようなら、だんだんと、ドライフードの量を増やしていくといいでしょう!
子猫にドライフードに慣れてもらうために、状況を見て、ふやかす時間を調節していき、芯がある状態のドライフードを子猫に与えます。
子猫によっては、自分からふやかしたフードを口にしなくなることもあるので、そのタイミングで、そのままのドライフードを与えてみてもいいでしょう。
一般的には、生後3カ月頃になれば、ドライフードをふやかす必要はないと言われています。
子猫がきちんとご飯を食べられているのか、体調不良や変わったことがないかを確認しながら、完全にドライフードに切り替えていくといいでしょう!
子猫が、下痢や嘔吐が続いていたり、体重が思うように増えていない時には、専門知識のある、獣医師さんなどに相談することもオススメです。
子猫のふやかしたフードの量は?
ドライフードをふやかすと、全体の量は増えますが、ご飯のカロリーは変わらないので、子猫が必要になる量を、変えずにあげても大丈夫です!
子猫が、ご飯を食べきれずに残すことが多い場合には、1回分を少なくして、あげる回数なども調整するといいでしょう。
ふやかす時に、子猫用のミルクを使う場合でも、カロリーは気にせず、子猫の規定量のご飯を与えます。
フードに混ぜて入れる場合でも、ミルクでふやかす場合でも、子猫が1回に食べられるご飯の量は少量なので、ミルクが原因で太ることも考えにくいです。
ドライフードの味に慣れてしまえば、ミルクを欲しがることもなくなるので、心配はないでしょう。
さいごに
子猫のフードをふやかす時間や、ドライフードの切り替え時期、ふやかしたフードの量についてご紹介しました!
ドライフードをふやかすことは、少し手間ではありますが、子猫が大きく成長するために、必要なことでしょう。
ふやかしたフードでも水分はある程度補給できますが、水を飲むことに慣れさせるために、近くに新鮮なお水を用意しておくこともオススメです!
消化器官が未熟な子猫には、ドライフードを消化することが苦手で、下痢や嘔吐などの体調不良の症状が、現れることも考えられます。
焦らずに、子猫の様子を確認しながら段階を踏んで、完全にドライフードに移行していくことが大切です。
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