猫を飼い始めたばかりの時は行動の一つ一つが気になってしまいますよね。
皆さまは猫がフードを食べている様子を眺めることはありますか?
あるよ!という方も多いかもしれません。
そんな時、猫がフードを丸呑みしていることに気付いた方も多いのではないでしょうか。
人は食べたものを飲み込める大きさまで噛みますから、丸呑みを見てしまうとびっくりしちゃいますよね。
そこで今回は猫がフードを丸呑みするときの対処法と気をつけるポイント、
丸呑みして吐いてしまったときの対応などをお伝えします!
子猫の病気に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
子猫がドライフードを丸呑みしちゃう時の対処法は?
まず丸呑み自体は個性というわけではなく、
全ての猫がすることなので基本的には心配しなくて大丈夫です。
猫の歯は鋭く尖っていて、人間のように平らにはなっていないため
食べ物を噛み切ることは得意ですがすり潰したり砕くことは苦手なんです。
実際、猫がフードを噛むときは結構噛みにくそうにしていることが多いと思います。
身体構造の問題なので丸呑みしないように対処する必要性はあまりないのですが、
喉に詰まらないとも言えないし心配…やっぱり噛んで欲しい!と思ったりもしますよね。
そんな時は以下の方法を検討してみてくださいね!
●粒が大きいフードをあげる
単純な対処法にはなってしまいますが、粒が大きいフードを食べる時は
丸呑みが基本の猫であっても飲み込める大きさになるまで噛みます。
また円形で大きめの粒だと丸呑みできてしまう可能性がありますが、
楕円形なら喉に引っかかりそのままでは飲み込めないので、
丸呑みを防止したいなら平べったく楕円形で形が均一になっていないものがいいです。
具体的にはオリジンなどがそのタイプになります。
●総合栄養食の基準を満たすウェットフードに切り替える
丸呑みすることには変わりありませんが、
ドライフードを丸呑みするよりも喉に詰まらせる確率は格段に低いです。
猫は舌ですくうようにしてウェットフードを食べていきますから、
一度に飲み込む量も多くありませんし安心です。
子猫がカリカリを丸呑みする時の気を付けるポイント
丸呑みしていると噛む時間などもかからないので一気に食べてしまう子が多いです。
そのため、早食いをしていないかということに何より注意する必要があります。
「早食いはなんでダメなの?」と思われたあなた!
早食いによって起こりかねない症状のポイントをみていきましょう!
●肥満
人でもそうですが、早く食べてしまうとあまり食べた感じがしませんよね。
ゆっくり食べてるときと比べて一時の満腹感はありますが持続しません。
猫もそれと同じで早食いしてしまうとすぐにフードはなくなりますが、
食べた感じがないためにもっと欲しいと要求してくる子が多く
そこでまたあげてしまうと肥満に繋がりかねません。
●吐き戻し
一気に食べてしまうと胃がびっくりしたりして吐き戻してしまうことも多いです。
猫自身も辛いので吐き戻しはないようにしたいですね。
●喉に詰まる危険
早食いだと次々にフードが口の中に入ってくるので喉に詰まる可能性が!
喉に詰まってしまうと息ができず非常に危険な状態となるため病院に行く必要があります。
早食いを防ぐには1回の食事量を減らして回数を増やす与え方をするといいですよ!
少量を複数回食べると満足感もあり、胃への負担も少ないので吐き戻すことも減ります。
子猫がドライフードを丸呑みしてそのまま吐いてしまう時は?
フードを丸呑みして吐いてしまう場合は先程伝えた早食いが原因の場合が多いので、
対策も同じように少量を複数回あげる食事法を試してみてくださいね!
また吐いてしまった後は体調不良が原因で吐いてしまうわけではないので、
吐き戻したフードをそのまま食べようとする子も多いです。
ですが胃酸に覆われたフードを食べてしまうと食道が荒れる原因にもなりかねないので、
新しいフードをあげるようにしましょう。
この時も少量をあげて、時間が少し経ってからまた少量をあげてあげるといいですよ!
他にも食べた直後に走り回ったりすると嘔吐してしまうことがありますので注意しましょう。
まとめ
猫の丸呑みは生物的な構造上仕方がないですが、デメリットもあるので
噛まないといけないフードやウェットフードに切り替えたり
1回に与える量を減らして回数を増やすなど猫にあった方法を試してみてください!
フードを未消化のまますぐに吐き戻した場合は病気の可能性は低いため
すぐに病院に行く必要はありませんが、続く場合は病院を受診してくださいね。
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