生まれた時の子猫はミルクで育てますが、成長していくにつれて人間と同じように、猫も離乳の時期が来ます。
猫を飼ったことがある人でも、ミルクから離乳食の移行を経験する人は少ないのかもしれません。
何度も経験があれば、状況に応じての判断もできると思いますが、初めてに近い経験なら、わからないことも多いですよね。
実際には、子猫はいつから離乳食を食べられるのでしょうか。
離乳食の目安の量や、もし食べてくれなかった時の対処法など簡単にご説明します!
では早速見て見ましょ?(/・ω・)/
子猫の離乳食はいつから?
子猫に離乳食を与えてもいい判断としては、乳歯が生え始めているかどうかになります。
およそ、生後3週間?1ヶ月の間に生え始める事が多いようです。
保護した子猫などで年齢がわからなくても、歯茎を優しく触った時に硬いところがあれば、歯が生え始めているという事になります!
加えて、子猫が自分で排泄が出来るようになっているのかも、離乳食を始める判断になるでしょう。
補助がないと排泄が出来ない場合、消化器官がきちんと働いていない可能性があります。
その状態で離乳食を始めても、きちんと消化せずに体調を崩すかもしれません。
子猫がきちんと独り立ちしていることを確認して、離乳食を始めるといいでしょう!
ミルクを哺乳瓶ではなく、お皿などから飲んでいれば、離乳食を食べさせる時にスムーズです。
子猫の離乳食の量
子猫によっても食べてくれる量は様々なので、様子を見ながら与えるといいでしょう!
市販の離乳食のパウチの裏には、適正量の目安が載っていることが多いので、参考にしてもいいですね。
だいたい、子猫が一度に離乳食を食べられる量を1回分として、それを1日に3?4回に分けて与えます。
自分で排泄が出来るようになっていても、成猫に比べれば消化器官の働きは弱いです。
なので、一度に多く与え過ぎてしまうと、下痢をすることがあるので注意しましょう!
もし、食べきれなかった離乳食があっても、そのままにするとカビが生える危険があるので、衛生的に悪いです。
捨てるのはもったいない気持ちもわかりますが、風味も落ちるので子猫は好んで食べないでしょう。
次に与える時には、少なめに与えるといいのかもしれませんね。
最初はミルクと併用など、離乳食を少ない量から始めて、だんだんと慣れてくれば、自然とミルクの量が減っていきます。
代わりに水で水分を取るようになるので、清潔なお水を近くに用意しておくといいですね!
子猫が離乳食を食べてくれない時
離乳食を始められる時期になっても、食べてくれない子猫もいます。
その場合、離乳食を食べ物だと認識していない可能性が大きいです。
理解してもらうためには、少し舐めさせて味を覚えてもらうといいでしょう。
指に少しつけて子猫の鼻の前に持っていったり、上あごのあたりに付けると舐めてくれます。
上手くいけば、そのまま離乳食を食べてくれるでしょう!
猫は温度にも敏感なので、離乳食が冷たくて食べないこともあります。
人肌くらいに温めると匂いもわかりやすくなるようなので、食べてくれるかもしれません。
味の好みもあるので、食べてくれない時は一種類だけではなく、いくつか試すこともオススメです!
子猫が空腹のときやミルクの時間の前に、何度も離乳食を食べさせる機会を作って挑戦するといいでしょう。
子猫が本当に嫌がっている場合は、無理やり食べさせようとすると逆効果になります!
本当に何も食べない事の方が問題なので、どの方法を試してもダメな場合は、ミルクを与えてしまった方が安全でしょう。
しばらく期間を置いて離乳食を試したら、もしかしたら食べてくれるかもしれません。
飼い主が焦らずに、子猫のペースに任せることも大切です。
さいごに
子猫の離乳食についてでしたが、いかがでしょうか?
離乳食の味にも慣れてきたら、子猫用のドライフードをお湯などでふやかして与え始めてもいいでしょう。
歯が生えそろえば、ドライフードをそのまま出しても食べてくれるようになります。
子猫は成長期なので、カロリーの消費が多く、栄養素も大切です。
高級品ではなくとも、体にいいご飯を与えて、子猫が元気で健康に育っていけるように見守りたいですね!
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント