子猫が普通に寝ていると思ったら、いつの間にかお腹を見せた状態で人間のように寝ている時がありますよね。
または、飼い主さんの足元などでお腹を見せて寝転がる時もありますが、子猫には、どのような心理があるのでしょうか?
子猫がお腹を見せているから、撫でて欲しいのかと思って撫でていると、突然噛みついてくることもあるでしょう。
子猫が噛みついてくる理由についても併せてご紹介します!
子猫がお腹を見せて寝るのはどうして?
子猫がお腹を見せて寝ていることが多い場合、飼われている環境や、飼い主さんに心を許して安心しているサインになります!
猫のお腹は骨などに覆われていないため、負傷してしまうと命にかかわるような、大事な部分です。
警戒している場合には、お腹を守るように丸くなって寝ることが多く、野良猫はお腹を見せて寝ていることが少ないと言われています。
何かあってもすぐに動けるように、足は地面についたままの事が多いでしょう。
また、気温によっても、猫の寝姿は変わります!
夏場などで気温や湿度が高いと、体の熱を放出するために、お腹を見せた形で寝ることが多くなります。
逆に気温が寒い時には、体を丸くして、できるだけ体温を逃がさないように寝ることが多いでしょう。
猫を飼っている場合の室内の適温は、約20℃?28℃、湿度は50%?60%と言われています。
暑すぎると熱中症の危険があり、寒すぎても体調不良になる可能性もあるので、気にかけてあげたいですね!
足元によってきてお腹を見せて寝転ぶなど、子猫が完全に眠っているわけではない場合には、飼い主さんに対して要求があることも考えられます。
例えば、遊んで欲しい、お腹が空いた、甘えたいなどでしょう。
子猫は母猫に対して、何かしてもらいたい時には、お腹を見せて寝ることが多いそうです。
飼い猫は、飼い主さんを母親だと思うことが多いという話もあるので、そのような行動をとるのかもしれませんね!
お腹を見せる時の撫で方
子猫がお腹を見せて寝ているからと言っても、子猫がお腹を撫でて欲しいというわけではない場合もあります。
なので、いきなりお腹から撫でずに、顎の下や顔周り、背中などを撫でて様子を見て、お腹も撫でてあげるといいでしょう!
撫でる時には、毛に逆らわずに、毛並みを整えてあげるように撫でるといいようです。
ただ、撫で方は猫によっても好みがあり、逆毛を立てるようにぐしゃぐしゃに撫でることを好む猫もいます。
飼い猫の好みの撫で方で、ゆっくりと優しく撫でてあげるといいでしょう。
お腹は、円を描くように撫でると、マッサージにもなるのでオススメです!
ただ、子猫が熟睡している場合に撫でていると、起こしてしまう事もあります。
せっかくリラックスして眠っているので、子猫が寝ているところを邪魔しないように注意ですね。
撫ですぎると噛みついてくる理由
例え、子猫が撫でて欲しいと要求してきた場合でも、ずっと撫でていると、噛みついてくる事がありますよね。
猫は、ほとんどの事に短時間で満足することが多いので、撫ですぎると噛みつかれることが多いようです!
また、子猫が嫌がる場所を撫でてしまった場合にも、噛みつく事もあるでしょう。
猫が嫌がっているサインは、しっぽを床にパタンパタンと打つように大きく振る、耳が後ろ向きになる、体をくねらせるように動く、などです。
子猫を撫でている最中に、少しでも嫌がるしぐさをしたらすぐに止めて、子猫がまた撫でて欲しそうなしぐさをした時に撫でるといいでしょう。
子猫の要求が、そもそも撫でて欲しいわけではない場合や、撫でてもらっている間に遊びモードになった場合にも、噛みついてくることがあります!
ご飯はきちんと入っているか、トイレは綺麗か、なども、確認してみるといいでしょう。
子猫が遊びたい時には、そのまま手で遊んでいると、成長してから噛み癖が付くことがあるようです。
手をおもちゃだと認識しないように、猫用のおもちゃに持ち替えて遊んであげることをオススメします!
さいごに
子猫がお腹を見せて寝ている時の理由や撫で方、噛みついてくる理由についてご紹介しました!
子猫のお腹の柔らかい毛並みは、すぐに撫でてみたくなりますが、撫でて子猫を起こすことを繰り返すと、警戒してしまう可能性も考えられます。
体を撫でることはコミュニケーションや健康チェックになるので大切ですが、“ほどほどに”を心がけるといいでしょう!
猫を撫でる事で、人間にもリラックス効果や幸福感が得られるという話もあります。
子猫にとって、リラックスして安心できる環境を保てるようにしていきたいですね!
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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