猫にとって急所のお腹は、普段なかなか見せてくれないことも多いので、ふと気づいた時に赤い斑点が出来ていたらビックリしますよね。
猫のお腹に赤い斑点を見つけた場合、自宅での応急処置はどうすればいいのでしょうか?
赤い斑点が出来た時の症状や、毛が抜けてしまった時についても調べてみました。
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫のお腹に赤い斑点が出来た時の応急処置は?
猫のお腹に赤い斑点が出来ている場合、猫がお腹を舐めてしまい、症状を悪化させる可能性も考えられます。
そのため、エリザベスカラーをつけて、防ぐようにするといいそうです。
エリザベスカラーは、ネットなどでも購入できますが、クリアファイルやカップ麺の容器などでも代用ができます!
クリアファイルを使う場合には、猫の顔が傷つかないように、ビニールテープなどで保護しておくといいでしょう。
カップ麺の容器を使う時には、ニオイが残っていると、猫が嫌がることが多いので、よく洗ってニオイの残っていない物の方がいいですよ。
また、爪でお腹をかいてしまうこともあるので、伸びている爪がある時には、短く切っておくことも必要です。
お腹に赤い斑点が出来てしまう理由には、皮膚病やアレルギーなどが考えられますが、病院で診てもらわないと、詳しいことは分からない場合が多いでしょう。
猫にとっても、症状が改善しないのは辛いことだと思うので、早めに獣医師さんに相談することをオススメします。
猫のお腹に赤い斑点が出来た時の症状
赤い斑点が出来る理由によっても違いがありますが、ほとんどの場合、炎症が原因で、かゆみや痛みの症状があります。
かゆみの度合いもそれぞれの様で、皮膚糸状菌症という、真菌(カビ)が寄生してしまった場合には、そこまでかゆみはないそうです。
ただ、ノミの唾液に反応してアレルギーを起こした場合には、強いかゆみがあると言われています。
左右対称に広く炎症がある時には、アレルギーの可能性があるでしょう。
アレルギー反応は、食べ物で起こることもあるので、猫のご飯を変えてから赤い斑点が出来た時には、元のご飯に戻して様子を見てみるといいでしょう。
皮膚糸状菌症は、人間でいうと水虫のようなものと言われており、完治しても再発しやすいので、しっかりと治療することが大切になります。
また、真菌は接触感染によって、同居猫はもちろん、人間にもうつることもあるそうですよ!
飼い猫がかゆがっていて可哀想に感じても、人間用の薬は成分が強い可能性もあるので、使わない方がいいですね。
かかりつけの獣医師さんからの指導を受けて、きちんと、猫用の薬で対処してあげましょう。
猫のお腹の毛が抜けた時は?
先ほどお話しした、皮膚糸状菌症やアレルギーの症状では、毛が抜けてしまうこともあります。
皮膚糸状菌症の場合には、円形に脱毛して、周りにカサブタやフケが付くのが特徴です。
また、ノミやダニ、アレルギー、免疫力の低下などによって、好酸球という細胞が多くなる、好酸球性プラークになっていても、脱毛することがあります。
初期の症状では、脱毛の範囲が小さい物だったとしても、徐々に広がってしまうこともあるので、早いうちに治療を受けることが必要になるでしょう。
また、猫の舌は、ザラザラした突起があるので、その舌で何度も同じ場所を舐めることでも、毛が抜けてしまう原因につながります。
かゆみがあったり、気になっているだけではなく、ストレスを感じている場合でも舐め続けていることがあるので、注意が必要です。
脱毛した部分を何度も舐めてしまうことで、炎症が酷くなってしまったり、出血する可能性も考えられるでしょう。
猫のお腹の毛が抜けてしまう原因にも、様々なことが考えられるので、獣医師さんに相談してみると安心です。
さいごに
猫のお腹に赤い斑点が出来た時の応急処置や症状、毛が抜けた時についてご紹介しました。
炎症の症状によっては、強いかゆみがあったり、脱毛してしまう可能性もあるので、早めに動物病院で診てもらうことをオススメします。
自宅では、猫が炎症部分を舐めたり、かいたりして悪化させないように、保護することが大切です。
赤い斑点が出来た原因で、治療法も変わると思うので、獣医師さんと相談しながら、早く良くなるように気にかけてあげたいですね。
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