猫のトイレ掃除が日課という飼い主さんは多いと思うので、いつもよりも便がゆるい時には、気づきやすいかもしれませんね。
体調も確認して、猫に元気がある場合には、動物病院に連れて行った方がいいのか?と迷うこともあるでしょう。
猫のお腹がゆるい時の対処法はどうすればいいのでしょうか?
原因や注意点についても調べてみました。
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫のお腹がゆるい時の対処法は?
猫のお腹がゆるくても、普段通りに元気があるような時には、成猫の場合は、消化のいいご飯を与えて少し様子を見るといいでしょう。
2日以上続いている場合や、嘔吐や食欲不振などの症状出ている場合には、獣医師さんに診てもらうことがオススメです。
子猫や老猫の場合は、消化器官の働きが弱いことによって、軟便や下痢になりやすいと言われています。
ですが、中には重大な病気が隠れている可能性もあるので、念のために、動物病院に連れて行くと安心です!
猫が下痢になりやすいのは、人間と同じように、腸内環境が悪化して、悪玉菌が増えてしまったことも考えられるそうですよ。
腸内環境の改善には、オリゴ糖を与えるといいそうなので、ご飯に混ぜて与えてみるといいかもしれませんね。
また、食べ物の分解や消化をするために必要な酵素を摂ることも有効だと言われています。
猫用のサプリメントが販売されているので、獣医師さんと相談したうえで、検討してみてはいかがでしょうか?
猫のお腹がゆるくなる原因
猫のお腹がゆるくなる原因には、様々なことが考えられますが、一番多いのが食事に関することなんだそうですよ。
猫は、穀物の消化が苦手なので、穀物の含まれているご飯を食べ続けると、軟便や下痢を起こすこともあると言われています。
また、人工添加物や、ミートミールなどの品質があまり良くないご飯でも、腸内環境が悪化して、お腹がゆるくなってしまうこともあるそうです。
ただ、成分に気をつけていても、保存状況などが悪いとご飯が酸化してしまうので、そのご飯を食べることでも、お腹がゆるくなる原因になってしまうでしょう!
ドライフードは密封性の高い容器に、ウェットフードも、きちんと封をして冷蔵庫に入れて保存して、できれば2日で食べきれるようにしておきたいですね。
置き餌をしている時でも、室温などでご飯が悪くなってしまうこともあるので、ずっと置いておくのは避けた方がいいです。
ご飯の食べ過ぎでも、お腹がゆるくなってしまうそうなので、1回に沢山食べないように、小分けにして与えることも大切になります。
他にも、病気や感染症、アレルギー、誤飲、中毒などの原因があり、重症化すると危険な場合も考えられるので、早めの対処が必要になることもあります。
ストレスが原因でお腹がゆるくなることもあるそうなので、環境の変化や部屋の温度など、生活環境を見直してみるのもいいでしょう。
猫の様子がおかしい時や、お腹がゆるいのがなかなか治らない時には、動物病院できちんと原因を判断してもらうといいですね。
猫のお腹が緩い時の注意点は?
先ほどもお話ししましたが、原因には病気や感染症なども考えられるので、便の色や混ざっているものの確認をしておくと、スムーズに行動することができるでしょう。
猫の便が黒い場合には、ウイルスに感染している時や、飲み込んだ毛玉などで腸が傷ついている可能性があるそうですよ。
また、白っぽい便は、小腸に異常がある時に見られ、臭いも普段よりはキツイと言われています。
血便が出ている時には、大腸に問題があったり、感染症や食中毒の可能性もあるそうです!
寄生虫によってお腹がゆるくなっている場合には、便に虫が混ざっていることがほとんどなので、わかりやすいかもしれませんね。
ビニールなどの異物を誤飲した時も、便に混ざっていることもあるそうです。
猫の体調の変化を見ることも大切ですが、便の様子に異変を感じた時に、獣医師さんに相談することで、重症化を防ぐこともできるでしょう。
他にも、お腹のゆるくなっている猫がかわいそうだと思っても、人間用の下痢止めやサプリを飲ませるのはNGです。
猫のためを思うのであれば、きちんと動物病院で診察を受けたうえで、処方された薬を与えてあげるようにしてくださいね。
下痢や軟便で脱水症状にならないように、猫の水飲み場を増やして、できるだけ新鮮なものに定期的に交換するのも忘れずに!
さいごに
猫のお腹がゆるい時の対処法や原因、注意点についてご紹介しました。
猫のお腹がゆるい時には、他に症状はないか、元気はあるかどうかなど、普段と違う様子がないかの確認もしておくといいでしょう。
便の色や、混ざっているもので、ある程度の原因は判断できることもありますが、詳しい判断や、正しい処置をするためには、きちんと診てもらう必要があります。
いつまでも軟便や下痢が続くのは、猫にとっても辛く、飼い主さんも心配だと思うので、早めに動物病院に連れて行くことがオススメです。
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