しゃっくりは、肋骨近くにある横隔膜が刺激を受けて、不規則にけいれんすることで起こります。
猫のしゃっくりも同じよう条件で起こっていますが、しゃっくりが多いときには、どう対応していいのか心配になりますよね。
猫のしゃっくりがいつまでも止まらない場合には、対処をしないと危険な場合もあるようです!
それは、しゃっくりが出る原因によって変わってくるのですが、どのようなものが考えられるのでしょうか?
しゃっくりを止めてあげたい時に試せる方法も、併せてご紹介します!
大人の猫の健康に関する色々なことをまとめてます( ?? ω ?? )?
猫がしゃっくりが多いのは大丈夫?
猫のしゃっくりが生理的現象の場合、1日くらいで自然に治ることが多く、そこまで心配することはないでしょう。
ですが、2,3日たっても治らない、呼吸が荒いなど、猫に異変がある場合には、病気などの可能性が考えられます。
また、しゃっくりがすぐに治っても頻発するようなら、原因によって改善方法が変わってくるでしょう。
猫のしゃっくりは、お腹のあたりを中心に震えるように動くだけで、人間のように「ヒック」というような音は出ません。
なので、実はしゃっくりではなく、咳やけいれんだった!ということもあるようです。
猫の咳やけいれんも、体が震えるような動きだけのことが多いので、間違いやすいと言われています。
猫のしゃっくりが止まらずに心配な時には、獣医師さんに相談してみると、正しい判断をしてくれるいいでしょう!
猫がしゃっくりをする原因
猫がしゃっくりをする原因は、ご飯の早食い・丸飲み・食べ過ぎ、毛玉を多く飲んだ、寒さなどの生理的現象と、病気の可能性があるようです!
ご飯の早食いや丸飲みは猫本来の食べ方ではありますが、お腹に空気が溜まって横隔膜を刺激してしまい、しゃっくりが起こると考えられます。
ご飯を食べすぎてしまった場合、胃が圧迫され、それが刺激となり、しゃっくりが出てしまうようです。
毛玉を多く飲み込んだ場合にも、同じような刺激が原因でしょう。
猫がエアコンの冷気に直接当たってしまうなど、吸った空気が冷たいことで刺激になり、しゃっくりが起こることもあるようです!
しゃっくりがいつまでたっても止まらない場合の病気には、中枢神経系や内臓系の病気が考えられるでしょう。
病気によって、横隔膜の伝達障害や神経を刺激し、しゃっくりが出ている可能性が高いです。
異物を飲み込んでしまった場合には、のどに詰まって吐き出そうとする動きがしゃっくりになっていることもあります!
しゃっくりの他に、嘔吐や下痢、大量のよだれ、元気がない、食欲不振がみられるようなら、注意した方がいいでしょう。
異物が詰まってしまった場合には、窒息を起こす危険性もあるので、早めの対応が必要です!
猫のしゃっくりの止め方は?
生理的現象が原因のしゃっくりは、時間が経てば自然に治ることが多いですが、猫が不便そうな場合には、止める方法を試してもいいでしょう!
猫のしゃくりを止めるのに効果があると言われているのは、以下の方法があります。
*猫のみぞおち部分を手のひらで優しくマッサージする
*のどや胸部を優しくマッサージする
*ハチミツや砂糖を少量溶かした水を与えてみる
*猫の口を開け舌を触って唾を飲み込ませる
寒さが原因の時には、猫を毛布でくるんであげるなど、温かくしてあげるといいそうです!
上記の方法を試しても、長い時間しゃっくりが止まらない場合や、猫の体調が悪い場合には、獣医師さんに診てもらうと安心でしょう。
しゃっくりが頻発する場合には、しゃっくりが起こらないような環境にすることも大切です。
猫のご飯を小分けに与えたり、ドライフードの粒を大きいものに変えてみると、少しは改善するでしょう。
毛づくろいによって毛玉を飲んでしゃっくりが出てしまう場合には、ブラッシングが効果的だと言われています。
猫にストレスがかかってしまうと毛づくろいが多くなるので、ストレスに気を付けることも大事です!
さいごに
猫がしゃっくりが多い時や、しゃっくりの原因、止め方をご紹介しました!
猫のしゃっくりは、ほとんどの場合はご飯の食べ方などが原因で心配はありませんが、中には病気の可能性もあるので注意です。
しゃっくりが頻発しないために、思い当たる原因を改善していくといいでしょう。
しゃっくりが1日たっても治らない場合や、猫に変化がある場合、獣医師さんに診てもらうことをオススメします!
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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