新しく子猫を向かい入れて、先住猫との対面も上手くいったら、次は一緒に遊んでみたいと考えますよね。
ですが、当然、多頭飼いの場合には、1匹で遊ぶ時とは勝手が違うので、慣れていないとどうやって遊んでいいかわからないこともあるでしょう。
先住猫と子猫と一緒に遊ぶ場合には、ちょっとしたコツがあるそうですよ。
猫同士で喧嘩を始めてしまった時の止め時についても、調べてみました。
先住猫と子猫の遊び方は?
多頭で遊ぶ場合でも、1匹の時と同じように、おもちゃで遊べばいいのですが、猫によっても好みがあるので、数種類用意しておくといいでしょう。
じゃらし系のおもちゃであれば、だいたいの猫は楽しく遊んでくれる可能性があるので、オススメです!
じゃらしの長さにもよりますが、ぬいぐるみ系などのおもちゃよりも、多頭で一緒に遊ぶことにも向いていると思いますよ。
ただ、同時に同じ分だけ遊ぶことは難しいと思うので、遊んであげる時間が少なかった猫は、別で余分に遊んであげるなど、調整してあげてくださいね。
先住猫と子猫と遊ぶ時の注意点
最近、子猫が新入りとして加わった場合には、できるだけ先住猫中心に遊んであげるといいそうです。
遊びだけではありませんが、あまり子猫ばかりに気を取られてしまうと、先住猫が、飼い主さんを取られたと感じて、子猫に対して敵対意識を向ける可能性もあるそうですよ。
子猫を気にかけてお世話してあげることは大切ですが、先住猫が焼きもちを焼かないよう、しばらくは、何事にも先住猫優先にしてあげるとよさそうです。
多頭で遊ぶことが難しく、順番で遊ぶことになったとしても、最初は先住猫、次に子猫という様にするといいかもしれませんね。
遊ぶ時間も、10分や20分など、適度な時間で飼い主さんが区切って交代し、どちらかの猫が遠慮してしまうことのないよう、調整してあげるといいでしょう。
先住猫と子猫の喧嘩の止め時はいつ?
猫同士のじゃれ合いは、上下関係や力加減を覚えるための大切なコミュニケーションですが、稀に本気の喧嘩になっている場合もあるので、注意が必要になります!
猫が喧嘩をしている時には、瞳孔が縦長になり、耳も顔にピッタリとくっついて丸顔になっていることが多いです。
また、攻めと受けが変わらずに、強い猫が弱い猫を一方的に攻撃していたり、目や鼻などの急所を狙っている時も、喧嘩になっている場合があるでしょう。
片方の猫は遊んでいるつもりでも、体格差があると、体の小さい猫は怪我をしてしまう可能性もあるので、ある程度見守りながら、危険な時には止めに入るといいですね。
ただ、手を出してしまうと、猫は興奮状態になっていることも多いので、飼い主さんの方が怪我をしてしまう場合があるでしょう。
そのため、猫に当たらないように空き缶などの物を投げて音を出したり、手を叩いて猫達をビックリさせて中断させるといいそうですよ。
取っ組み合いのじゃれ合いは、人間の目から見ると激しい喧嘩のように感じることもありますが、どちらかがやられっぱなしじゃなく、攻守交替しているようなら大丈夫でしょう。
先住猫と新入り猫が、顔を合わせてそんなに経っていない場合、じゃれ合いは仲良くなるために必要なので、できるだけ止めない方がよさそうです。
ですが、怪我をしそうなほどの本気の喧嘩が続く時には、相性が悪い可能性も考えられるので、別の部屋でお世話をして、様子を見ていくといいかもしれません。
さいごに
先住猫と子猫の遊び方や注意点、先住猫と子猫の喧嘩の止め時についてご紹介しました。
先住猫が子猫の存在に慣れるまでは、できるだけ先住猫優先にして、飼い主さんの愛情が変わらないということを理解してもらうことも大切ですね。
多頭で遊ぶ場合には、どちらかの猫が遠慮してしまい、ちゃんと遊べないこともあるので、それぞれの時間を作って遊ぶようにするとよさそうです。
基本的には、猫同士のじゃれ合いには手出ししない方がいいですが、本気で喧嘩をしている様子が見られた場合には、怪我をしないよう注意しながら中断させてくださいね。
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